そろそろ変えたい!スマホ寿命はどれくらい?長く使うコツ&寿命が近づいているサインとは

 

更新日:2021/7/8

同じスマホを長く使い続けていると、不調を感じたりトラブルが発生したりすることが多くなりますよね。


スマホの寿命は使用頻度にもよりますが、平均してどれくらいなのでしょうか?

スマホの寿命はいつまで?
スマホの寿命はいつまで?

2年で買い替える必要はある?

「スマホの寿命」と聞いて、多くの人が思い浮かべるのは、2年くらいではないでしょうか。


大手携帯電話会社では、2年間利用することを前提とした契約が多いので、「2年サイクルでスマホを買い替えるのが一般的」というイメージがあるのかもしれません。


実際はどうかというと、内閣府が2018年に発表した「消費動向調査」からは、2年以上は同じスマホを使っている人が多いことが明らかになっています。

(参照元:内閣府 消費動向調査 平成30年 3月調査)


調査結果によると、スマホ買い替えまでの平均年数は3~4年。


あくまで平均値ですが、2年以上使っている人が多いと考えられます。

スマホの寿命は使い方次第

スマホの買い替え年数は、世代によっても異なります。


「消費動向調査」によると、29歳以下では2~3年サイクルでスマホを買い替えるユーザーが多いようです。


一方、60歳以上のユーザーは平均して5年以上同じスマホを使い続けています。


スマホの寿命は、使い方によって変わります。


使用頻度が高いとバッテリーが消耗し、寿命が短くなる可能性も高くなります。


スマホが生活の中心になっている人は、買い替えサイクルが早くなると心得ておきましょう。

スマホの寿命が近づくとどんな問題が生じる?

スマホの寿命が近づくと、さまざまな問題が生じることがあります。


では、具体的にどのような不調が起こるのでしょうか?


よくある問題を3つご紹介します。

【その1】動作が重く、アプリ起動が遅くなる

インストールしているアプリが多くなると、バックグラウンドで稼働しているアプリが増え、スマホの動作が遅くなることがあります。


また、度重なるアップデートで古いデータが消えないまま残っていることも。


このようなことが重なると、起動が遅くなり、動作も重く感じるかもしれません。


バックグラウンドで何のアプリが稼働しているか確認したり、不要なアプリをアンインストールしたりすることで、不調が多少解消することもあります。


しかし、寿命の近づいたスマホでは、快適な状態に戻ることは期待できません。

【その2】アプリのバージョン対応が少なくなる

アプリの開発現場では、最新の機種を対象とした開発やアップデートが優先されます。


そのため、スマホが古くなればなるほど、対応するアプリの種類は少なくなります。


インストールやアップデートの際に、使っている端末が目的のアプリの最新バージョンに対応していない場合は、スマホの買い替え時と考えてもいいでしょう。

【その3】バッテリーが熱くなり、すぐに充電が切れてしまう

経年劣化によるトラブルが起こりやすいのが、バッテリーです。


スマホのバッテリーは、構造上、繰り返し充電することによって劣化し、発熱を増長させます。


また、バッテリーの減り方が早くなり、すぐに充電が必要になるので、不便さを感じるかもしれません。


スマホを充電しながら長時間使用しないようにしたり、使用していないアプリはこまめに終了したりすることで、バッテリートラブルの要因を減らすことは可能です。


しかし、長年使用しているスマホには劣化が付き物。


自分でできる対策だけでは、だんだん問題が改善できなくなってきます。


バッテリーの減り方が早くなってきたら、「そろそろ買い替えのタイミングだな」と考えましょう。

バッテリーが熱くなり、すぐに充電が切れてしまう
バッテリーが熱くなり、すぐに充電が切れてしまう

こんな使い方はスマホの寿命を早める!

スマホの寿命は、使い方によってさらに短くなってしまいます。

注意したいNGな使い方をご紹介します。

充電のしすぎや、長時間の放電

充電をし続ける「過充電」は、バッテリーを劣化させる原因のひとつです。


充電が完了したら充電コードを外しましょう。


また、充電がゼロの状態で長時間放置する「過放電」も、バッテリーが使えなくなる恐れがあります。

熱いからといって冷蔵庫で冷やす

スマホやバッテリーにとって高温は大敵。


特に真夏の車内に放置するのはとても危険です。


しかし、スマホが熱くなってきたからといって、冷蔵庫や冷凍庫、保冷剤で冷やすのはNG。


急激な温度変化によって結露が生じ、バッテリーや精密機器の故障の原因につながります。


熱い場合はアプリを終了させたり、一旦電源を落としたりして、自然に冷えるのを待ちましょう。

高いところから落とす、衝撃を与える

落下させると、スマホ自体の破損だけではなく、衝撃によりバッテリーを保護するシステムが壊れ、過剰な電流が流れてしまう場合があります。


スマホケースで保護し、落とさないように注意してください。

劣化したバッテリーを使い続ける

リチウムイオンバッテリーは500回程度の充放電を繰り返すと、容量が半分程度にまで減るというデータがあります。


スマホの使い方にもよりますが、なかにはスマホバッテリーが劣化していても、モバイルバッテリーを使用して使い続けているという人もいるでしょう。


しかし、古いバッテリーは膨張したり、発火してスマホを破壊したりする危険があります。


劣化して使いにくくなったら、バッテリー交換やスマホの買い替えを検討しましょう。

スマホを水に濡らす

防水仕様のスマホもありますが、むやみに水没させたり、水に濡らしたりするのは避けたいところ。


また、お風呂にスマホを持っていく人もいますが、精密機器は水蒸気が苦手です。


たとえ本体を濡らしていなくても、空気中の水蒸気がスマホについて水滴になるのです。


液晶画面に水滴が付けば誤作動の原因にもなりますし、スマホの中で結露するかもしれません。


意外かもしれませんが、高温多湿の時期にスマホをポケットに入れてたくさん汗をかくと、水没したのと同じ状態になることもあるのです。


濡れたら必ずタオルで拭き取ってください。

スマホを水に濡らす
スマホを水に濡らす

スマホを変えるなら格安スマホ&格安SIMやキャリアの格安ブランド・プランの検討を

ここまで紹介した経年劣化の症状が現れた場合、スマホの寿命が近づいている可能性が高いです。

 

同じスマホをすでに4年以上使用しているなら、経年劣化によるトラブルが起こりやすくなっています。故障する前に買い替えましょう。

 

「節約したいのに、買い替えると出費がかさむなぁ…」と躊躇してしまう方は、安いスマホに買い替え、格安SIMやLINEMOなどの大手携帯電話会社の格安ブランド・プランの乗り換えがおすすめです!

好きなタイミングで買い替えられる

大手携帯電話会社の通常のプランでは、2年間契約することを条件に、スマホ本体の料金を割り引く料金プランが多く、2年経たずに解約をすると高い違約金が発生することがほとんどです。

 

また、一定の期間内に解約をしないと、契約は自動更新され、再び解約時に高い違約金が発生する場合があります。

 

一方、格安SIMや大手携帯電話会社の格安ブランド・プランは、最低利用期間が定められていない場合が多く自動更新もないため、自分の都合に合わせて新しい端末に変更することができます。

 

ちなみに、ソフトバンクの格安ブランド「LINEMO」は、契約解除料も、MNP転出手数料も発生しないため、縛りなどがないところで契約したいという方にもオススメです。

スマホを長持ちさせる使い方

せっかくスマホを買い替えたなら、なるべく長く使いたいもの。


スマホを長持ちさせるためのコツと、寿命が近いと感じたときの対処方法をご紹介します。

スマホを長持ちさせるコツ

過充電や過放電をなるべく避ける

充電が終わってもコードに繋げたままにして充電をしすぎる「過充電」、充電のない状態で長時間放置する「過放電」は、バッテリーにダメージを与えてしまうので避けましょう。

高温になる場所にはおかない

精密機器であるスマホやバッテリーにとって高温は大敵。


車内や直射日光が当たる場所など、暑いところに放置しないようにしましょう。


また、スマホ自体が熱くなってきたらアプリを終了させたり電源を落としたりして、自然に冷めるのを待ちましょう。

充電しながらスマホを使わない

充電しながらCPUやバッテリーを多く使うアプリを使用すると、充電と放電を繰り返すことでバッテリーに負荷がかかり、発熱して寿命を早めるおそれがあります。


充電中の使用は控えめに。

スマホ本体が壊れないよう保護をする

液晶画面にヒビが入っているスマホを見かけることも多いでしょう。


落下によるスマホ自体の破損はもちろん、衝撃によるバッテリー劣化を防ぐためにも、スマホケースを付けたり液晶保護フィルムを貼ったりして、守るようにしてください。


そもそもスマホ自体を落とさないように、スマホリングやストラップを付けたりするのもありです。

スマホの寿命が近づいているときの注意点

スマホのバックアップをとる

スマホが壊れると、保存していた大切なデータが取り出せなくなることがあります。


急な故障に備え、日頃からバックアップを取っておくといいでしょう。


SDカードやクラウドサービスにバックアップを取っておけば、万が一壊れたときでも安心です。

加入している保証サービスを確認する

大手携帯電話会社や格安SIMでは端末保証サービスを用意していることがあります。


 

端末保証サービスに加入しておけば、故障、水濡れ、破損などが発生した場合に、最低限の負担で端末の修理や交換を行えます。

SIMフリーのスマホに買い替えて利用料金も見直してみては

「そろそろ古くなってきたからスマホを変えないとな……」

「スマホを買うなら毎月の利用料金も節約したいな」

 

と思ったら、SIMフリーのスマホへ買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。

 

SIMフリーのスマホに買い換えると、携帯電話会社に縛られることなく自分の使い方にあったプランを選ぶことができて、よりリーズナブルにスマホを利用することができます。


なかでもLINEをよく使うという方には、ソフトバンクの「LINEMO」がおすすめです。

 

LINEMOLINEギガフリーがついていて、LINEのトークや通話で使ったギガは、消費されません。

 

大容量で安いプランをお探しの場合は、ぜひ検討してみてください。

 

スマホの寿命を感じた時は、毎月かかっていたスマホの利用料金を見直すチャンスでもあるのです。

※当ページの内容は2021年7月時点の情報です。

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