【端末レビュー】コスパよくカメラを求めるなら「HUAWEI nova lite 3+」
更新日:2021/1/27
今回は2020年6月にHUAWEIから新しく登場した「HUAWEI nova lite 3+」 を紹介します。


「HUAWEI nova lite 3+」 は、2017年に発売された「HUAWEI nova lite 3」の後継機モデル。
HUAWEIには数多くの製品ラインアップがありますが、そのなかでも「nova」シリーズは特に若いユーザーを対象にしたシリーズです。
この「HUAWEI nova lite 3+」ですが、私はiPhoneを私用として使っているのですが、カメラメインでしか使っていない私にとっては正直買い替えてもいいレベルのコスパの良い商品でした。
2万円台とは思えないデザインとクオリティ
大きなスクリーンと美しいデザイン
ではまずは外観から見ていきましょう。


まず見て感じるのは、サイズと高級感。
大きいディスプレイで、とても見やすい!
約6.21インチのフルビューディスプレイを採用しており、画面のギリギリまでディスプレイで覆われています。
動画や写真をみる際は、大迫力の画面で楽しむことができます。
撮った写真を友達に見せる時にも見えやすく、伝わりやすいです。


約6.21インチ しずく型ノッチ フルビューディスプレイ
裏面は20,000円台とは思えないほどのクオリティーの高さ。高級感があり、とても満足させてくれますね!


スマホ上部を見てみると、SIMカードの取り外し箇所があります。


SIMカードの取り外し箇所
充電する際のケーブル差込口は、スマホ下部にあります。
充電端子はType-B です。
充電ケーブルを購入される場合は、充電端子のTypeを間違えないように気を付けるようにしてくださいね!
また、充電端子口の隣には、イヤホンジャックがあります。
Bluetooth接続のイヤホンが浸透してきたとはいえ、イヤホンジャックを使いたい場面は多々あるので、
「イヤホンジャックを指して音楽を聴きたい!」という方にはとっても嬉しいポイントです。


イヤホンジャックが搭載
カメラはなんと2眼カメラ!
2つのカメラレンズにライトが並べられ、AI CAMERA と記されています。(AI CAMERAについてはのちほど説明します..!)
シンプルにまとめられていてとってもかっこいいですね!


横から見てみるとこのカメラレンズ、少し出っ張っているのがわかります。
ですので、カメラに傷を付けたくない方は別売りのスマホケースをつけると良いですね。
使用感
次は持ってみた感想をレビューします!
縦に長いので、手に持った時のすっぽり収まるような形がとてもいいです。何か動画を見る際にも見やすくて良いですね。


縦に長いので、ズボンの前ポケットに入れた際、しゃがんだりする屈伸運動をすると、すこし窮屈に感じました。
後ろポケットにスマホを入れる方や、普段携帯を鞄の中に入れるような方には気になる事はないかなと思います。
ただし、片手で操作する方は画面が大きい分、スマホが不安定になるときがあります!
例えば、写真を撮影時や、なにかスマホを操作している時に、右端の一番下をタップする際、このように親指をタップしたいところに届かすために、スマホを手のひらに乗せるような形で持つ必要があります。


このときは少々スマホが不安定になり、手から落ちそうになる危険があるので、スマホリングなどがあると落下の心配が少なくなると思います。
顔認証・指紋認証のダブル搭載!
面倒いらずの顔認証機能
このHUAWEI nova lite 3+、なんと20,000円台ながら、顔認証機能がついています。
「顔認証機能」とは、顔をスマホに登録するだけで、自分の顔が鍵の役割となって、スマホのロックを外してくれるとっても便利な機能です。


顔認証が可能
このように顔を向けるだけでスマホを起動するロックが解除され、自分でパスコードを入力する手間を省いてくれます!
マスクを付けていても問題ない、指紋認証機能
HUAWEI nova lite 3+は便利な顔認証だけでなく、指紋認証もついています。
新型コロナウィルス流行のときは、マスクしながら携帯を触ろうとしたとき、マスクを一度外してロック解除した覚えはありませんか?
私は顔認証のみ搭載のiPhone Xだったので、非常に苦労しました。
「指紋認証の端末はいいなあ」と、この時はうらやましく感じていました。
HUAWEI nova lite 3+は、顔認証も指紋認証も搭載されているので、そんな悩みは解決してくれます!
裏面の丸く凹んでいる箇所が、指紋認証になっています。


指紋認証が可能
このように指を当てるだけで、、、ロックが解除されます!!便利ですね。
シャッター代わりにもなる、指紋認証機能
じつはこの裏面の指紋認証部分、使えるのはロック解除の機能だけではありません!
自撮りの際のシャッター機能にもなるのです。
今まで自撮りをする際、シャッターボタンをタップするのにも指が届きづらくてスマートフォンが落ちそうになった経験のある方、多いんじゃないでしょうか?
HUAWEI nova lite 3+なら安心、しっかり携帯を握りながら、後ろの人差し指で簡単、シャッターが押せてしまいます!
(指紋認証シャッターの場合は、2秒ほど長押しでシャッター撮影になります。意図せず指が触れて撮影してしまう、なんていう誤作動の対策もちゃんと考えられていますね…!! スゴいぞ、HUAWEI nova lite 3+。)
iPhone Xにも引けを取らないカメラ性能?!
こちらのHUAWEI nova lite 3+、「若年層に向けたエントリー端末」として発売しているなか、カメラも存分に満足できる端末となっています。
撮影モードは
・写真
・ビデオ
・ポートレート
・夜景
・アパーチャー
・その他(PRO、ARレンズ、コマ抜き、HDR、ライトペインティング、アニメーション写真、パノラマ 、ステッカー)
の合計6つを搭載。
最適なシーンを自動で選択「AIカメラモード」
特に便利なのがAIカメラモード。
AIカメラはカメラをとるシーンや被写体を感知して、自動的にベストな撮影モードを選んでくれます。フィルターや、アプリを使用して撮影する必要はありません。
画面上部の真ん中右、青くなっているマークがあり、これを押すとAIモードに切り替えることができます。


料理を比較してみました
実際に写真を撮ってみました!
まずはこちらの料理から。台湾の魯肉飯(ルーローファン)ですね。


めちゃめちゃおいしそう。。
この豚肉の柔らかさと肉汁が溶け込んだ色合い。とても美味しそうです。
メインディッシュにピントがフォーカスされ、美味しさを引き立たせてくれます。
次にiPhone Xで撮影した写真がこちら。


とても鮮明に写ってはいますが、どちらもカメラアプリを立ち上げてシャッターを押しただけなので、HUAWEI nova lite 3+は撮影後に写真の加工が必要ないという点で、私はHUAWEI nova lite 3+の写真の方に軍配が上がります。
並べて比べてみると違いが顕著に出ます。


左:HUAWEI nova lite 3+
右:iPhone X
料理が好きな方には自分の作った料理が美味しそうに映ることはとても重要ポイントです。
私も何か料理して、HUAWEI nova lite 3+で料理ブログでも作ろうかな。。
空を比較してみました
次に空!
青く澄んだ空に綺麗な雲が泳いでいると思わずカメラを向けたくなります。
こちらがHUAWEI nova lite 3+で撮影した新宿の青空です。


そしてこちらがiPhone Xで撮影した写真。


違いがあまりないほど両者とも美しく取れています。


左:HUAWEI nova lite 3+
右:iPhone X
こちらもカメラを起動しただけで、HUAWEI nova lite 3+のAI CAMERAモードが青空を認識し、しっかりと青空の澄んだ青色が表現されているので、より綺麗な印象を与えてくれます。
逆光時を比較してみました
続いて逆光時での撮影です。左がHUAWEI nova lite 3+ 右がiPhone Xの写真になります。


左:HUAWEI nova lite 3+
右:iPhone X
わかりづらいとは思いますが、右下の看板部分に注目してみてください。


左:HUAWEI nova lite 3+
右:iPhone X
「一番街通り」の標識に注目してください。
全体的にHUAWEI nova lite 3+で撮影した写真の方が、逆光にも関わらずよりくっきり写っているのがわかります。
AIモードがしっかりと光の露光をコントロールし、より鮮明に映し出してくれています。
何度も言いますが、HUAWEI nova lite 3+はわずか一括19,800円(税込 21,780円)です。
夜の東京タワーはどっちが綺麗に映るのか
思わずカメラに納めたくなってしまう瞬間といえば、間違いなく夜景です。
夜道を歩いていたり、ドライブしていた時にふと、「わっ、あの夜景なんて綺麗なんだ」と思って立ち止まってカメラに納めたくなってしまいますよね。
そんな瞬間に筆者も出逢ってしまいました。
そう、東京タワーです。
思わずカメラを向けてしまいました。
iPhoneで撮った写真がこちら。


綺麗ですね。東京タワーの独特の暖かみのある光が表現されています。
つづいてはHUAWEI nova lite 3+で撮った写真です。


カメラを起動してAIモードで撮影したものですが、一本一本の光の強弱や色合いが鮮明に映し出されています。
東京タワーだけでなく、手前の木の光もスポットが浴びられ、木とセットになって東京タワーの美しさがより一層引き出されているように感じます。
並べて比べて見るとその差は一目瞭然ですよね。
左がHUAWEI nova lite 3+で撮った写真、右側がiPhone Xで撮った写真です。


左:HUAWEI nova lite 3+
右:iPhone X
iPhone Xでは映らなかった木が映し出され、全体的に光を集めてくれています。
HUAWEI nova lite 3+は光をしっかりと集めてくれており、シャープな印象が強いです。
iPhone Xは光を集めすぎている印象がありますが、夜景としては全体的に暖かみは感じるかと思います。
好みによりますが、「夜景」をそのまま映し出したい方にはHUAWEI nova lite 3+がおすすめです。
インカメラを比較してみました
次に気になるのがインカメ。大事ですよね。
ここでは、先ほどの東京タワーをバックにインカメで撮ってみました。


iPhone Xで、同じように撮った写真と見比べてみましょう。


左:HUAWEI nova lite 3+
右:iPhone X
HUAWEI nova lite 3+で撮った写真はきちんと人物にも光が届きつつ(写真右手に映る木にも注目)、後ろの東京タワーも綺麗に映し出してくれていることに気がつきます。
これもAIモードによって露光時間が長くなっていることが要因ですね。
(ただし、HUAWEI nova lite 3+は露光時間が長いため、シャッター後に端末を固定して少し1秒ほど待つ必要があります。)
アウトカメラもインカメラもどちらもHUAWEI nova lite 3+はiPhone X に負けていませんね。
(むしろ勝っているかも。。)
AI カメラで簡単検索ショッピング!
続いてAIカメラによるショッピングモードの紹介です。
なんとこのHUAWEI nova lite 3+は、物を読み取り、自動的に商品を検索してくれます。


このように商品や、気になる物にカメラを合わせると、同製品または類似する商品が検索され、下から検索リストがポップアップされます。


例えば、この美味しそうな商品(チョコパイ)を知らない人が、なんだろうと思ってカメラをかざすだけで類似商品を表示してくれます!
海外旅行の時は何の商品かわからない時もあるので、特に役に立ちそうですね!


あって嬉しい便利な機能
次に、気になった機能を紹介します。
HUAWEI nova lite 3+には他にも便利な機能が付いています。
その中でも、「Hi Touch」、「モーションコントロール」を紹介します。
携帯に映る画像から商品検索が可能に?! 「Hi Touch」機能


インターネットを見ていたときや、過去に保存された画像で気になったものがあったとき、すぐに商品を検索することができる機能がHUAWEIにはあります!
方法は簡単。
2本の指でスクリーンに映る検索したいものをロングタップするだけ。
それだけで、オンラインショップから類似した商品を検索してくれます。
例えばカメラロールに保存したあるこちらの物。検索をかけたい時は、検索したい商品を2本の指でスクリーンをロングタップします。
そうするとキラキラしたエフェクトが表れ、下から類似商品がポップアップされて出てきます。
さらに出てくるバナーを引き上げると、さらに多くの商品を見ることができます。


モーションコントロールでスムーズに消音
HUAWEI には「モーションコントロール」機能が付いており、スマートに便利な操作が可能です。
例えば、着信やアラーム、タイマーが鳴ったとき、スマホを伏せるだけで消音することができるようになります。
設定は以下の手順で行います。
まず設定を開き、
【設定】→【モーションコントロール】から、【伏せる】を選択します。
そこで必要だと思う機能のON/OFFを選択するだけで、急な着信やアラームにも対応できるようになります。


他にも魅力的な点たくさん!
HUAWEI nova lite 3+は、メモリ4GB、容量128GBのストレージを備えており、バッテリーも3400mA/hと大変持ちが良く、使い勝手のよいスマートフォンです。
スマホは持っているが、主にメッセージやカメラをメインで、シンプルに使用したい人。スマホに圧倒的コスパを求める人。
そんな方には是非とも、HUAWEI nova lite 3+はおすすめです。
※2021年1月時点の情報です。