【端末レビュー】スマホはたくさん使わない人にピッタリお得!エントリーモデルの格安スマホ「moto e6s」

 

更新日:2021/1/27

みなさんは、普段スマホをどの程度使っていますか?

 

電話やLINEで連絡を取る。インターネットや地図アプリで調べ物をする。Twitterを1日に数回見る。

 

もしこの程度でしたら、今回のmoto e6sはかなりオススメです。

 

便利な機能が揃えながも、価格を抑えたmoto e6sはたくさんスマホを使わない人にはもってこいの一品。今回はmoto e6sにどんな機能が搭載されているか、解説します。

スマホはたくさん使わない人にピッタリお得!エントリーモデルの格安スマホ「moto e6s」
スマホはたくさん使わない人にピッタリお得!エントリーモデルの格安スマホ「moto e6s」

Motorola社のエントリーモデル 

 

 

タイトルにも書きましたが、moto e6sはエントリーモデル。

 

エントリーとは「入り口」という意味も持ち、ITなどでは「入門」に近い意味で使われることが多い言葉です。

なので、エントリーモデルは初心者向けのスマホという意味になります。

 

 

ロースペックで余計な機能がない

 

ロースペックと聞くと、いささか「う〜ん」と思いがちですが、たくさんスマホを使わない人にとってはちょうどいいスペックかと思います。

 

また、この機能使わないからもっと安くならないかな〜と思ってことはありませんか?

エントリーモデルは、その辺の機能をまるっと搭載していないので安くなっているのもメリットのひとつ。

 

とは言いつつも、指紋認証やBluetooth、Wi-Fi、テザリングなどの必要最低限の機能は揃っているので、日常使いで困ることはないでしょう。

moto e6sのスペック
moto e6sのスペック

とにかく安い!

 

エントリーモデルは安いのも魅力のひとつです。

moto e6sは一括15,800円(税込 17,380円)で販売中。

 

2019年の調査ですが、スマートフォン本体の平均購入金額は70,268円。

(出典元:MMDLabo 株式会社 「2019 年スマートフォンの料金に関する調査」)

 

およそ4分の1!

 

スマホはそんなに使わないものだけど、なければ不便って方には持ってこいの金額感だと思います。

長く持っていても負担にならない重さ

 

エントリーモデルの特徴のひとつとして、「軽さ」があります。

 

スペックとして、多くの機能を詰め込んでいないmoto e6sは高機能スマホに比べ、軽いことが特徴です。

 

公式では約160g。

実測は153gでした。

 

タマゴ換算だと、タマゴ3つ分!なんと軽い!

 

LINEモバイルで取り扱っているスマホは159g〜215gなので、このmoto e6sは、LINEモバイルで取り扱っているスマホの中でも軽いスマホと言えます。

必要最低限の機能は揃っている

 

指紋認証搭載ですぐにロック解除

背面
背面

操作に慣れていないスマホ初心者の方なら、なおさらスマホ操作はシンプルな方がいいですよね。

 

スマホを使う時、最初に必ず行うのがロック解除。

 

パスワードを入力したり、顔認証だったりと、ロック解除の仕方は端末によって様々ですが、パスワード入力は毎回打つのが手間ですし入力ミスもあったり、顔認証も探知してくれないと何度もやり直す事になって、面倒だったりします(特にマスクをしている時など)。

 

moto e6sのロック解除は、背面の指紋リーダーに指でタッチするだけOK。

 

ワンタッチですぐにパッと起動できるから、シンプルだしストレスフリーです!

 

そして、ここの背面のセンサー部分にはメーカーロゴが施されてあります。パッと見ではセンサーだと気づかないデザイン性も◎です。

 

 

スマートロックが便利!

 

moto e6sはロック解除の動作が簡単になっている仕様ではありますが、とはいえ1日の中で頻繁に手にするので、毎回解除するのがちょっと面倒なときもありますよね。

 

特に最近は自粛生活で外出もほとんどしないし、自宅にいるときまでロックをかける必要がないという方もいるかもしれません。

 

そこで!「Smart Lock(スマートロック)」を設定するのがオススメ。

 

スマートロックとは、自宅にいるときや端末を持ち運んでいるときなど、設定した条件下のときはずっと端末のロックが解除されたままになるという、便利な機能です!

 

設定できるのは、

 

・身につけている間ロック解除される「持ち運び検知機能」

・特定の場所にいるときはロック解除される「信頼できる場所」

・特定の端末の近くにいるとロック解除される「信頼できるデバイス」

・顔認識でロック解除される「認識済みの顔」

・音声認識でロック解除される「信頼できる音声」

 

の5つのシーン。

 

ご自身に合った使い方で設定してみましょう。

 

 

持ち運び検知機能

持ち運び検知機能
持ち運び検知機能

まずは「持ち運び検知機能」。

 

身につけている間はmoto e6sのロックを解除できるというものです。

 

moto e6s (Android端末)の「加速度センサー」が、moto e6sを身に付けているかどうかを判定してくれます。

 

最初のロック解除後にmoto e6sを持ち運んでいると、その間は自動的にロックが解除され、

 

机などにmoto e6sを置くと、端末を身につけていない状態だと検知されるので、ここで自動的にロックがかかります。

 

ただし、持ち運んでいるのが所持者かどうかのジャッジはできませんので、ロックが解除された状態で第三者の手に渡らないように気をつけてください。

 

 

信頼できる場所

信頼できる場所

信頼できる場所

続いて、特定の場所にいるときはロック解除される「信頼できる場所」。これは、位置情報を利用する機能で、特定の場所にいる間はロック解除したままにできます。

 

自宅を設定しておけば、家にいるときには自動的にロック解除されるので便利です。外に出たりと、設定した場所から離れると、自動的にロックがかかります。

 

ただし、ここで注意なのが、ロック解除されれば誰にでもスマホをみれてしまう状態なので、家に来訪者が頻繁に来るだとか、同居者にスマホを見られたくない、なんて方には不向きかもしれません。

 

一人暮らしの方や、家族にスマホを使われても別にいいやという方にはオススメです。

 

 

信頼できるデバイス

信頼できるデバイス
信頼できるデバイス

次に、特定の端末の近くにいる間はロック解除された状態のままにできる「信頼できるデバイス」。

 

ここで設定する「信頼できるデバイス」は、自宅のBluetoothスピーカーや車載機器などで、Bluetoothで通信できる端末(ペアリング済みのもの)が用意できれば設定可能です。

 

Bluetoothが繋がっている範囲ではロックが解除された状態になります。

 

もしも無くしたり盗まれても、Bluetoothの接続が切断されれば、端末は自動的にロックがかかるので安心です。

ストレージ(容量)は余裕のある32GB

 

moto e6sに保存できるデータの容量は、32GB。

 

32GBって、一体どのくらい?と首をかしげる方もいるかもしれませんが、目安として

 

・使うアプリがだいたい決まっている方

・動画よりも写真を撮る方

・ゲームや電子書籍のダウンロードなどをあまりしない方

 

こういう方には十分だと言えます。

 

電話やLINE、インターネットで調べ物をしたり、SNSの閲覧したり、地図アプリを見たり、そんな最低限程度の使用なら、ちょうどいい程度かもしれません。

 

それでももし、後からやっぱり容量が足りなくなった!ということがあっても、安心してください。

 

別途microSDカードを購入することで、より大容量に拡張することができます。

ストレージ(容量)は余裕のある32GB
ストレージ(容量)は余裕のある32GB

写真や動画を大量に撮りたいから32GBでは頼りなくて不安という方は、microSDカードを使えばいいだけ。

 

最大256GBのmicroSDカードに対応しているので、8倍ものデータを保存することが可能です。

 

また、万が一スマホのデータが何らかの理由で消失してしまっても、microSDカードからデータを復元できるので、スマホ本体のデータバックアップにもなりますので、もしmicroSDカードを買ったのにやっぱり32GBで足りた、という場合でも損はないですよ。

 

 

普段使いなら満足なカメラ性能

 

moto e6sのカメラ性能というと、

 

背面のアウトカメラがデュアル(レンズが2つ)カメラで、約1,300万画素(f/2.2、1.12um)のメインカメラはPDAF位相差オートフォーカス付きで、約200万画素(f/2.4, 1.75um)のサブカメラは深度センサーがついています。

 

ディスプレイ側に付いているインカメラは、約500万画素(f/2.2、1.12μm)。

 

となっており、普段遣いには十分。

 

目安として他の端末と比較すると、iPhone 11 Pro Maxで約1,200万画素です。

 

では、実際の仕上がりはというと…

moto e6sで撮影
moto e6sで撮影
moto e6sで撮影
moto e6sで撮影
moto e6sで撮影
moto e6sで撮影

こんな感じで、日常風景を様々な場面を撮ってみましたが、どれも十分に綺麗です。

 

印象としては、夜景はあまり得意でないようで、いわゆる“スマホで撮った写真”という感じでしょうか。

 

日中や室内の仕上がりは文句なしで、ポートレートに関してもサブカメラに深度センサー(奥行きを認識するセンサー)がついているので、一眼レフのような背景ボケも自然と作ってくれ、被写体をしっかりと引き立ててくれます。

 

メインカメラに搭載されている「PDAF」というのは、従来のオートフォーカスよりも高速なピント合わせをしてくれる機能のこと。なかなか焦点あわなくてシャッターチャンスを逃しちゃった…なんてことがなくなります。

 

今回は静止画しか撮っていないのですが、動きのあるものも俊敏にフォーカスしてくれるみたいなので、ペットなどの可愛い瞬間を撮るのにもmoto e6sは一役買いそうです。

 

 

大画面。なのに女性の手にもフィットするサイズ感が◎

 

続いて、moto e6sのデザインやディスプレイですが、こちらは一言でいうと「持ちやすい、見やすい」!

丸みをおびているフォルム
丸みをおびているフォルム

端末全体のデザインはというと、丸みをおびているフォルムで、女性の手でも持ちやすく、フィット感もいい感じです。

 

ピンクの色合いもケバケバしくなく、上品な光沢。幅広い年代の女性が好みそうな色味です。

 

カラー展開は、「エレキピンク」の他にも、「メトログレー」と2色あります。

女性が片手で持っても入力できるくらいのサイズ感
女性が片手で持っても入力できるくらいのサイズ感

女性が片手で持っても入力できるくらいのサイズ感が嬉しいです。親指は背面の端まで届くくらいの横幅なので、背面にある指紋認証にもサッと楽々触れることができます。

画面の枠が取り払われたベゼルレスなデザインの前面
画面の枠が取り払われたベゼルレスなデザインの前面

画面の枠が取り払われたベゼルレスなデザインの前面。moto e6sは、縦横比が19.5:9で、6.1インチ(HD+)のディスプレイです。

 

ノッチ部のインカメラも小さい水滴型で、フチが狭く画面占有率も約87.5%もあります。

 

大画面だと、動画の再生やネットの閲覧も見やすいですよね。

 

画面は大きい、なのにちゃんと持ちやすさも兼ねているので、高齢者の方などスマホ初心者にとってもやさしいスマホなんじゃないかなと感じました。

縦横比が19.5:9で、6.1インチ(HD)のディスプレイ
縦横比が19.5:9で、6.1インチ(HD)のディスプレイ

背面は左上に2つのカメラとライトを搭載。左下にスピーカーがついています。

背面は左上に2つのカメラとライトを搭載。左下にスピーカー
背面は左上に2つのカメラとライトを搭載。左下にスピーカー

ディスプレイの右側には、電源ボタンと音量ボタン。

ちなみにこのボタンを2つ(音量ボタンは+かーのどちらか)を同時に数秒間押すとスクリーンショットを撮ることができます。撮られたスクリーンショットはギャラリーに格納されます。

ディスプレイの右側には、電源ボタンを音量ボタン
ディスプレイの右側には、電源ボタンを音量ボタン

ディスプレイの左側には、SIMスロットがあります。

SIMカードも、microSDカードもこちらに入れます。

ディスプレイの左側には、SIMスロット
ディスプレイの左側には、SIMスロット

イヤホンジャックがあるのは嬉しいですね。

イヤホンジャック
イヤホンジャック

充電コードは、マイクロUSB。Androidのスマートフォンでよくあるタイプです。

マイクロUSB
マイクロUSB

透明なカバーが、同梱で付いてきます。

Androidのスマートフォンは、様々な形があり、付けられるカバーやケースを探すのも一苦労。

moto e6sは透明ですが最初から付いているので、カバーをつけて安心したい人には嬉しいポイントです。

透明なカバーが、同梱
透明なカバーが、同梱

まとめ

 

スピーディな指紋認証、ほどほどのカメラ性能、見やすいディスプレイ、女性にもやさしいサイズ感、1日たっぷり使えるバッテリー…など、シンプルな操作を求める方にはぴったりな「moto e6s」。

 

定価で一括15,800円(税込 17,380円)。

 

エントリーモデルとしては、機能も価格帯も優秀なのではないでしょうか。

 

スマホに慣れていない方、サブ機を探している方にはかなりオススメな一台です!

※2021年1月時点の情報です。