【端末レビュー】大容量で大画面!なのに2万円台!「moto g8 POWER LITE」

 

更新日:2021/1/27

今回は、2020年9月にモトローラから発売の「moto g8 POWER LITE」について、レビューします。

大容量で大画面!なのに2万円台!「moto g8 POWER LITE」
大容量で大画面!なのに2万円台!「moto g8 POWER LITE」

モトローラとは

 

 

モトローラは、1973年に世界初の携帯電話を発表した携帯電話の老舗メーカー的存在。

 

現在はパソコンメーカー「レノボ」傘下になっていますが、元々はアメリカの企業です。

47年前からずっと、数々の携帯電話を生み出しています。

モトローラ
モトローラ

moto g8 POWER LITEとは

 

 

そんなモトローラが、今回日本で発売したmoto g8 POWER LITEは、

moto G POWERシリーズ「moto g8 POWER(LINEモバイル取り扱いなし)」のエントリーモデルになります。

 

LINEモバイル販売価格:一括払い 19,800円(税込 21,780円)!

 

販売価格がとても抑えられているのが、嬉しいですね。

 

 

「moto g8 POWER」との比較はこちら↓

moto g POWERシリーズの最大の特徴は大容量バッテリー

 

 

moto g POWERシリーズは、どの端末も大容量バッテリーが特徴なのですが、moto g8 POWER LITEは5,000mAhのバッテリーを搭載しているので、1回フル充電をすれば、(使い方にもよりますが)毎日充電する必要はほとんどありません。


どのくらい電池が持つのか、100%の状態から、YouTubeを画面の明るさ100%で、2時間再生し続けてみました。

YouTube2時間再生
YouTube2時間再生

2時間再生後は、82%になっていたので、1時間の動画再生で9%しか使用していないということになりますね!

 

これなら、オンラインイベントなども、電池残量を気にすることなく参加できそうで、ありがたいです。


また、大雨や台風、地震など、いつ自分の身に災害が起きるかわからない日本で暮らしていると、バッテリー容量は大きい方がいざというとき心強いですよね。

外観・重さ・大きさ


 

moto g8 POWER LITEを箱から出した時の印象は、背面のグラデーションがきれい!意外と軽い!の2つでした。

背面
背面

控えめなブルーのグラデーションが、何となく好感度高いです。

 

カメラ部分は、少し出っ張っていますが、最近の端末はもっと出っ張ってるものがあるので、そんなに気にならないレベルだと思います。

カバーを装着すれば、ちょうどよくなると思います。

カメラ部分
カメラ部分

画面が大きいから重いかな〜と勝手に思っていたのですが、実際に持ってみるとそんなことはなく、カメラ部分が縦でスリムだからか、負担には感じませんでした。

ディスプレイは、6.5インチ


20:9のアスペクト比で、縦長なので、画面は大きいけれど、片手で持てます。


手が小さいのでずっと片手で操作し続けるのは少し辛くなりましたが、大きめの手の方だったら、ラクに片手で操作しつづけられると思います。

片手で操作

片手で操作

指紋認証がラク


モトローラの他の端末も同じ仕様なのですが、

このmoto g8 POWER LITEも、背面にある「M」のロゴ部分を触れるだけで、ロック解除ができます。


顔認証では、マスクをつけていると認識されず、QRコード決済時などに煩わしいことが多いですが、指紋認証だとマスクは関係ないので、やっぱり楽チンですよね。


 

特に、背面に指紋認証がある端末は、手に持ったときにスムーズにロック解除できるので、ストレスがないです。

指紋認証
指紋認証

 moto g8 POWERとの比較


 

ここまでのところ、バッテリーや指紋認証など、moto g8 POWERとほぼ差がありません。
 

「moto g8 POWER」と「moto g8 POWER LITE」の違いをまとめて比較してみましょう。

Moto G8 Powerとの比較
Moto G8 Powerとの比較

表のブルーは同じスペック、イエローはmoto g8 POWER LITEの方が、良いところです。

 

ストレージやバッテリーなど、容量の部分はほぼ同じなのですが、ディスプレイは、moto g8 POWER LITEの方が大きいんです。


横幅はほぼ同じ位ではありますが、縦幅が9mmほど長いので、持ちやすさはそのままに、大きい画面が楽しめます。

 

 

また、SIMスロット数でも、moto g8 POWER LITEの方が使い勝手が良さそうです。


moto g8 POWERは、SIMカードを2枚入れて使用すると、microSDカードを使用できませんが、LITEは、SIMカードを2枚入れた状態で、microSDカードを使用することができます。

 

CPUやカメラ機能などは、上位機種のmoto g8 POWERのほうがさすがに上ですが、LITEの性能でも、十分楽しめますよ。

カメラはトリプルカメラ

 

 

moto g8 POWER LITEのカメラは、縦に3つ、レンズが並んでいます。

トリプルカメラ
トリプルカメラ

上から、マクロカメラ、メインカメラ、被写界深度を測るセンサーカメラとなっています。(一番下はフラッシュ)

 

エントリーモデルでも、マクロレンズがついているのは嬉しいですね。

 

なので、マクロ機能で撮影してみました。

マクロ撮影
マクロ撮影

細かい花粉や、雄しべ、雌しべの影などもボケずにくっきり映っています。


カメラにAI機能はないので、美肌機能などはないのですが、ポートレート機能はついています。
ポートレート機能は、被写体だけにピントをあわせて、背景をきれいにぼかす機能です。

 

ぼかすレベルは0〜15まで、手動で設定できるので、どんな写真を撮りたいかによって、自分で調節することができます。

ポートレイト設定
ポートレイト設定

AI機能で自動できれいになるのも良いですが、自分で設定できるのは楽しいですね。

ポートレイト撮影
ポートレイト撮影

こちらは、ポートレート機能を使い、ぼかしレベルを5で撮影した画像(左)と最大の15にして撮影した画像(右)です。

 

ぼかしレベル5(左)では、後ろにはっきり見えてしまっているコーンバー(黄色と黒の棒)が、

最大ぼかし値の15(右)では、しっかりボケているのがわかります。


 

背景も記録しておきたい時はあまりぼかしをかけず、背景はあまり映したくないなぁという時は最大値にするなど、時と場所により、手動でできるのは良いですよね。


 

SNSに投稿する画像を撮影するときは、背景や周囲の人が気になることがあると思いますが、撮影時に、手動でぼかし機能で調整できると、あとで加工する必要がなくなるかもしれません。

SIMスロットもトリプル

 

 

moto g8 POWER LITEのSIMスロットには、nanoSIMx2、microSDx1を同時に入れることができます。

(moto g8 POWERは、同時に3枚入れることはできません)

SIMスロット
SIMスロット

2つのSIMを同時に使うメリット

 

SIMカードを2枚同時に入れることができるので、例えば一つはプライベート用電話、もうひとつは仕事用など、一つの端末で、2つの回線が使えます。

 

複数の端末を持ち歩かなくて良くなるので、2つの電話を利用している人には便利ですね!

 


また、通信費を安く抑える手段としても使えます。

 

例えば、LINEモバイルの料金プランで考えると、
1枚目のSIMをすでに「音声通話SIM・12GB」で契約していて、もっとデータ容量を増やしたい場合、


12GB分を追加購入すると12,000円(税込 13,200円)かかりますが、

「データSIM(SMS付き)・12GB・SNSデータフリー」を2枚目のSIMとして、


追加申込すると、2,980円(税込 3,278円)で済みます。
(※追加申込をすると初月のみ初期費用がかかります。)

 

1台で両方のSIMカードのデータ容量を使えるため、
1つのSIMカードでデータ容量を追加購入するよりも、ずっと安くなる場合があります。

 

 

ストレージが最大256GB増やせるので、17年分!?保存OK

 

moto g8 POWER LITEは、本体だけでも、64GBのストレージがあり、そもそもたっぷり保存できるんですが、
microSDを入れることで、さらに容量を増やすことができます。

 

どれくらい保存ができるかというと、
1,200万画素で撮影した場合、microSDカード256GBには、静止画62,080枚程度が保存できるみたいです!

( 参考:メモリダイレクト「SDカードの選び方」https://memorydirect.jp/user_data/select_sdcard.php

 

毎日10枚の画像を保存するとして、62,080枚を超えるには、62,080÷3650(365日☓10枚)で、およそ17年かかる計算になります。

その他の特徴

 

充電ポートはマイクロUSB

 

moto g8 POWER LITEの充電ポートは、最近の端末で多く採用されているType-Cではなく、マイクロUSBになります。
この辺りは「LITE」だからかなぁと感じますが、マイクロUSBは家の中にある小型家電に結構使われているので、どれでも充電できて便利です。

マイクロUSB
マイクロUSB

イヤホンジャック搭載


端末上部には、イヤホンジャックがあります。
Bluetoothイヤホン充電忘れがち&失くしがちな人には、有線イヤホンが使えるのはやっぱり安心ですよね。
もちろんBluetoothも使えます。

イヤホンジャック
イヤホンジャック

ちょっと気になるところ

 

その1

 

ゲーム向きのCPUではないので、しっかりゲームをやりたいという人には不向きかもしれません。ライトなゲームはOKだと思います。

 

 

その2

 

おサイフケータイ®︎はありません。スマホで支払いたいときは、LINE PayなどのQR決済を使うことをオススメします。

まとめ

 

SNSや動画をみる、日常の写真を撮るなどの普段使いにはGoodな1台です。

 

大きい画面の端末が欲しいけどけど安く抑えたい!容量の大きい端末が欲しい!という人にオススメです。

 

一括払い: 19,800円(税込 21,780円)

※2021年1月時点の情報です。