【端末レビュー】moto g9 playは2日持つパワフルバッテリー!?見た目も中身もスタイリッシュ
更新日:2021/1/27
モトローラの人気シリーズである「moto g」シリーズから、最新端末「moto g9 play」が登場しました。
高性能なスマートフォンに買い替えたいけど、費用は抑えたい・・・。
そんな方にオススメです!
2日持つパワフルバッテリーと4,800万画素トリプルカメラを備えながら、価格は一括22,800円(税込 25,080円)と、まさにコスパ良し!なmoto g9 playをご紹介します。
基本スペック
まずは、基本的なスペックからご紹介。
OSにはAndroid 10を搭載。
電池を長持ちさせる「ダークテーマ」や、集中したいときにアプリの起動や通知を制限できる「フォーカスモード」など、Androidの便利な機能を利用できます。
CPU(スマホの処理性能を表すスペック)には、Qualcomm® Snapdragon™ 662 オクタコアプロセッサーを採用。
RAMも4GBと、十分な容量を備えています。
鏡面仕上げのなめらかカーブ
moto g9 playのカラーバリエーションは、癒し系のフォレストグリーンとスタイリッシュなサファイアブルーの2種類。
今回はスタイリッシュで鮮やかなサファイアブルーをご紹介します。
ディスプレイは、ほぼベゼル(縁)がなく、セルフィーカメラは、中央に配置。
吸い込まれるような鮮やかで深いブルー。
背面には、4,800万画素トリプルカメラが。
その下にモトローラ社のロゴマークが配置されています。
「moto g」シリーズではすっかりおなじみとなった、モトローラのロゴマークもブルーで統一され美しいですね。
側面の電源ボタン・音量ボタンも同色でまとまったデザインです。
感触で判別できるように、電源ボタンだけ少しザラザラしています。
左サイドには嬉しいmicroSDカードスロット付き!
右サイドにボタンが集約しているので、片手でスムーズに操作できそうな作りになっていますね。
上サイドにはイヤホンジャックがあります。
無線のイヤホンが主流になってきていますが、接続や充電を気にせず音楽や動画が楽しめるのは嬉しいですよね。
下サイドには、スピーカーと充電コネクタが。
イヤホンジャックと異なる場所なので、ケーブルが絡む心配もないですね。
moto g9 playは6.5インチの大画面。
女性が片手で持つには少し大きいかな・・・?と思いましたが、手の小さい私でも特に操作しづらさは感じませんでした。
鏡面仕上げで洗練されたデザインは、年代や性別を問わず使えそうです。
4,800万画素のトリプルカメラシステム
moto g9 playに搭載された目玉機能の1つが、なんといっても「トリプルカメラシステム」です。
本体背面には、4,800万画素のメインカメラに加えて、200万画素マクロカメラ/200万画素深度センサーを搭載。
カメラを起動して撮影モードを選ぶことで、いつでも鮮明で明るい写真を撮れます。
素人が撮ってもこんなに綺麗に!
こんなにカメラの性能が良いと、嬉しくなってたくさん撮ってしまいます。
カメラには
静止画撮影として「写真」「ポートレート」「カットアウト」「マクロ」「スポットカラー」「ナイトビジョン」「Cinemagraph」「パノラマ」「ライブフィルタ」モードがあり、
動画撮影として「ビデオ」「マクロ」「スローモーション」「タイムラプス」モードがあります。
また、撮った画像をおしゃれに加工することも可能です。
上の写真3枚は、「写真」モードで撮影した後、それぞれ違うフィルターをかけてみました。
夜の撮影には「ナイトビジョン」
「ナイトビジョン」モードでは、光量の少ない場所でも、被写体の詳細まで写し出せます。
通常の撮影モードと比べると、その違いは一目瞭然。
被写体の輪郭や色まで、よりくっきり!
ディテールもはっきりと目立たせた、綺麗な写真を撮影できます。
比較した写真はこちら。
▼写真モードで撮影
▼「ナイトビジョン」モードで撮影
全然違いますね。肉眼で見た感動をそのまま写せちゃいそう。
▼ガラスに反射している様子までくっきり
接写もばっちり撮れるのがmoto g9 play
スマートフォンのカメラで接写すると、写真がぼやけてしまうことってありますよね。
でもmoto g9 playのカメラなら、「マクロ」モードを使えば小さな被写体の細かい模様まで正確に捉えた、鮮明な写真を撮影できちゃいます。
▼マクロモードで撮影
背景をぼかして人物を撮れる「ポートレート」や、指定した色以外の背景をモノクロ化できる「スポットカラー」など、moto g9 playのカメラには、ほかにも便利なモードが盛りだくさんです。
▼ポートレートで撮影
▼スポットカラーで撮影
「パノラマ」モードを利用すれば、迫力ある写真を簡単に撮影可能。
▼パノラマモードで撮影
カメラの方向を左右または上下に少しずつずらすことで、180度パノラマ写真を撮影することができます。
1枚の画像として表示するとどうしても歪んでしまいますが、広い範囲を撮影できるのは嬉しいですね。
インカメラとは思えないインカメラ
このmoto g9 play、インカメラもすごいんです!
インカメラって、どうしても通常のアウトカメラに比べると画質も落ちるし綺麗に撮れない・・・。
と思っていませんか?
なんとmoto g9 playは800万画素インカメラが搭載。
これ、インカメラで撮影したものなんです。
残念ながらこの日は曇りだったのですが、くっきりはっきり。
素人の私には、通常カメラと撮った写真と遜色なく見えます。
▼夜の撮影もばっちり
NO加工です。
綺麗に撮れるだけでなく、夜間の撮影でもばっちり。
夜景をバックにした自撮りも楽しめます。
moto g9 playなら、素敵な景色と思い出を切り取って残せるので、旅行の時にも活躍しそうですね!
インカメラでも「ポートレート」「スポットカラー」「Cinemagraph」「ライブフィルタ」モードが使えるので、好みに合わせて色んな“エモい”写真を撮っちゃいましょう。
フェイスビューティーで盛れセルフィー
「800万画素のインカメラで自撮りなんかしたら、画質が良すぎて逆に盛れないのでは・・・?」と不安になってしまいそうですが、そんな心配もフェイスビューティー機能で解決!
画面上のアイコンをタップするだけで、手動でも自動でもフェイスビューティーの設定ができます!
▼ここをタップ
▼フェイスビューティーなし
▼フェイスビューティー使用
お肌もパッと明るく、より綺麗に撮れちゃいます。
フェイスビューティー機能は、「写真」モード以外のモードで撮影する時にも有効。
お肌を補正してくれながらプロっぽい写真が撮れるなんて嬉しいですね。
人数が多い時には、「グループ自撮り」モードがおすすめ。
この「グループ自撮り」アイコンをタップすると・・・
パノラマ写真のように、端末を左右に動かしながら幅広く撮影することができるんです。
端の人が見切れちゃった、なんてことがなくて安心ですね。
画質だけじゃない便利カメラ
今までは、写真の綺麗さについてお伝えしてきましたが、お次はカメラの便利機能をご紹介。
カメラを起動する際、もちろんホーム画面からアイコンをタップ、でも起動できるのですが・・・
moto g9 playは、手首を2回ひねってカメラ起動、という便利機能が使えるんです。
「2回」なので、日常生活で誤って起動することがないのも、考えられていますね~。
道端で出会った猫ちゃんを撮りたい!あ、赤ちゃんが可愛いポーズしてる!
そう思っても、カメラの起動にもたついてシャッターチャンスを逃してしまうことって、結構ありませんか?
moto g9 playなら、本体を軽くクルクルっとすると、バイブレーションと共にカメラが起動。
何気ない日常のベストショットを素早く、しかも高画質で撮れちゃいます。
更に、設定をすると電源ボタンの2度押しでカメラを起動することも可能です。
撮りたい!と思った時にすぐ写真が撮れるmoto g9 play。
たくさん撮って仲の良い人に共有したくなっちゃいますね。
大画面・大容量なのに心配になるほど減らない電池
6.5インチの大画面HD+ディスプレイも、moto g9 playの特長です。
逆三角形のノッチ設計も相まって、写真/動画/ゲームなどなどさまざまなコンテンツを、大画面に広々と表示できます。
縦横比20:9の「ウルトラワイドスクリーン」設計で、一度にたくさんの情報を表示できるので、快適なウェブブラウジングができそう。
大画面でのゲームはやっぱり臨場感がある!
ほぼベゼル(縁)がないので、横向きでゲームしても持ちやすくて快適です。
HD解像度はフルHDと比べて・・・?
解像度はフルHDより低めのHDですが、スマートフォン程度の画面サイズであれば、HDとフルHDの見分けがつかない人も多いはず(ちなみに私はわかりませんでした)。
HD解像度のメリットは、消費電力を抑えられるので機器に負担がかからないこと。
ただでさえバッテリー持ちがすごいmoto g9 play、消費電力を抑えられるのは嬉しいですね。
モバイルバッテリーからの卒業
消費電力が多くなりがちなスマートフォン、今やモバイルバッテリーを持ち歩くのは当たり前になってきました。
でも結構かさばるし、個数が増えると重くて荷物・・・。
そんな現代人が持つスマートフォンには、バッテリー持ちの良さは重要ポイントですよね。
ましてやこんな大画面ですし。
ですが、ご安心ください。
moto g9 playはなんと、5,000mAhの大容量バッテリーを搭載。
一度フルで充電しておけば、動画再生なら約16時間、音楽再生であれば約83時間(!)もの長時間駆動が可能です。
バッテリー切れを気にすることなく、動画を観たりゲームで遊んだりできますよ。
この記事を書くために、プライベートで1日持ち歩いてみたのですが、帰宅時点で充電がなんと82%。
もちろん移動中に音楽を聴いたり、動画を観たりゲームしたり・・・。
普段と変わらず使用していたのにこのバッテリー持ちは感動を超えて心配になりますね。
地味にバッテリーを消費するのがカメラ。
なのですが、この日はmoto g9 playで色んな風景を撮って、カメラを起動したまま歩いたりもしたのに帰宅まで充電切れの不安に襲われることはありませんでした。
むしろ、「え、充電ちゃんと減ってる?」と思ってしまうくらいでした。
やばい充電してなかった!の味方
電池容量が多い端末だと、充電時間が長くなるのが一般的。
「フル充電してから出かけたいのになかなか終わらない!」
「充電しないで寝ちゃったから家を出るまでに充電したい!」
という人にはストレスですよね。
moto g9 playに付属している充電器は、最大20Wの高出力に対応。
一般的に、15W以上を急速充電と呼ばれる目安としているそうなので、更なる高速充電が期待できます。
短い充電時間でも安心して外出できるのはとても有難いですね。
電池容量と充電速度、どちらの性能もすごい!
安心のセキュリティ機能
まだまだ便利な機能が目白押しのmoto g9 play。
背面中央にある“モトローラロゴ”には指紋認証機能が搭載されており、スマートフォンのロック解除に使用可能です。
複数の指を登録して検証してみましたが、非常にスピーディーな認識。
触れた瞬間にロックが解除されました。
可愛いモトローラロゴは、本体のデザインに馴染んでいて見た目では指紋認証と思えないですよね。
本体を自然に持った状態でロック解除できるので、非常にスマートです。
三重警備のセキュリティ
セキュリティが重要なこのご時世、指紋認証だけでは不安な方もご安心ください。
moto g9 playは、顔認証の設定も可能。
マスクをする機会が増えた今、指紋認証と顔認証の使い分けができるのは有難いですね。
更にセキュリティを強化したい方は・・・
moto g9 playはパスコードがなんと最高16桁まで設定可能。
一般的に「パスコードは6桁以上がセキュリティ上望ましい」と言われていますが、4~16桁までの数字で設定できるので安心です。
指紋認証、パスコード、顔認証の3点セットで、セキュリティ対策ばっちりですね。
便利なMotoアクション
モトローラ製スマートフォンの独自機能「Motoアクション」にもご注目ください。
こちらでは、「下向きに置くとマナーモードがON」「持ち上げると着信音が停止」など、簡単なジェスチャーだけでスマートフォンの操作が行えます。
カメラの起動も然り、一度やり方を覚えてしまえば、画面を触ることなく「moto g9 play」に指示を出せるわけです。
「ジェスチャー」から、自分好みの機能をカスタマイズできます。
個人的に、簡易ライト機能がすごく便利・・・!
スクリーンショットも簡単
今ではすっかりスマートフォンでは当たり前になったスクリーンショット。
多くの機種では複数のボタンを同時押しすることでキャプチャが撮れるものが多いですが、両手で持たないと撮りづらかったり、ちょうどよく撮るのってけっこうコツがいりますよね。
便利な「Motoアクション」から設定することで、三本指タップでスクリーンショットができるのですが・・・。
「えー片手でスクショできないの?」と思ったあなた!
moto g9 playでは、本体右側の一番下にある電源ボタンを長押しすることで、メニューからスクリーンショットが可能。
タップするだけなので、片手でも簡単にできるのが嬉しいですね。
三本指タップと電源ボタン長押し、お好みで使い分けてみたら便利ですね。
サイドボタンでググるのも簡単
moto g9 playには、「Google アシスタント専用キー」が。
側面右側に3つ並んだボタン。一番上が「Google アシスタント専用キー」です。
タップやスワイプは一切不要で、簡単にGoogle アシスタントを利用することができます。
スリープ状態からでも、専用キーを押すだけで音声入力を使ったGoogle検索が可能。
自分好みにカスタマイズできるホーム画面
自由に配置できるアイコン
Androidスマートフォンの嬉しい機能のひとつが、ホーム画面が自由に編集できること。
moto g9 playももちろん有効です。
アプリのアイコンだけでなく、検索画面のウィジェットや時計も自由に配置できます。
お気に入りの画像を壁紙に設定したいけど、ホーム画面に合わせて加工しないとアイコンで隠れちゃう…という場面、ありませんでしたか?
moto g9 playなら、壁紙に合わせてロングタップで自由に配置可能。
よく使うアプリのアイコンをまとめたり、便利なウィジェットを活用したり、自分だけのオリジナルホーム画面を作るのも楽しそうですね!
雨の日も安心な撥水設計
moto g9 playの表面は撥水設計となっているため、多少の雨や水をこぼしてしまった時でも保護してくれます。
ただ、あくまで撥水であり防水ではないので要注意。
水没や水以外の液体に対しての保護機能はありません。
これだけ便利なmoto g9 play、長く快適に使いたいですよね。
注意して使っていれば日常生活には支障がなさそうですし、雨の日に備えて撥水加工されているのは有難いです。
同時発売のmoto g Proとの違いって?
今回モトローラからは、もう1台「moto g PRO」も同時発売されます。
2台の違いを簡単にご紹介。
moto g9 playとmoto g PROの大きな違いは、同梱のスタイラスペン(タッチペン)を用いて、さまざまな操作が行えること。
こちらのペンでは、手書きのメモを残したり図やイラストを描いたりetc. 指では難しい、細やかな操作が可能です。
またmoto g PROは、Googleが一定期間のアップデート&セキュリティ対策を保証する「Android One」対応端末というポイントも。
お値段は一括32,800円(税込 36,080円)と、moto g9 playよりも少しお高めの設定です。
スタイラスペン操作やセキュリティに長けたmoto g Proはビジネスパーソン向けの端末、
moto g9 playはよりお手軽に使えそうな、幅広い層にオススメのエントリーモデルと言えるかもしれません。
▼2台を並べてみると
moto g9 playは6.5インチ、moto g Proは6.4インチと、moto g9 playの方がやや大きめ。
動画やゲームを楽しみたい方には、moto g9 playがオススメかも・・・?
まとめ
今回は、モトローラのmoto g9 playをご紹介しました。
色々な機能がついていて、まさに全部乗せ。
痒いところに手が届くmoto g9 play。
これでお値段が一括22,800円(税込 25,080円)!
いったい何がどうなってこんなお得なお値段に・・・。
興味を持った方、ぜひいかがですか?
※2021年1月時点の情報です。