【端末レビュー】OPPOの本気!ストレスフリーのスマートフォン「OPPO Reno3 A」をレビュー
更新日:2021/3/31
OPPO(オッポ)は、中国のスマートフォンメーカーです。
HUAWEI(ファーウェイ)やXiaomi(シャオミ)と並び中国で大人気のメーカーであるほか、世界でも存在感を高めています。
特に、昨年10月に発売されたOPPO Reno Aは、指原莉乃さんを起用した「きょう、スマホを変えようと思って。」というCMで印象に残っている方も多いのでは。
OPPO Reno Aは、防水やおサイフケータイ®など日本向けの機能を充実させながらも、一括3万円台という低価格を実現し、LINEモバイルでも人気のスマホとなりました。
今回はレビューする「OPPO Reno3 A」は、そんなOPPO Reno Aの後継となるモデルです。
早速どんなスマホか見ていきましょう!
外観
表面は、今どきのスマートフォンといった感じですが、特徴的なのは背面。
OPPO Reno3 Aはホワイトとブラックの2色展開ですが、写真のホワイトは背面がとても美しいですね!
ホワイトから水色へのグラデーションは、ずっと眺めていたいほど。
カバー無しで、もしくは透明なカバーを付けて使いたくなりますね。
有機ELのキレイな大画面
OPPO Reno3 Aを使って最初に感じるのが、「画面がキレイ!」ということ。
それもそのはず、OPPO Reno3 Aの画面は、液晶ではなく有機EL。
有機ELは黒色がしっかり表現できることから、明るい色と暗い色の対比がはっきりした画面表示となることが特徴です。
有機ELは高価な部品で、最新のiPhone 11シリーズでもiPhone 11は液晶パネル搭載、上位モデルのiPhone 11 Proにのみ有機ELパネルが搭載されています。
OPPO Reno3 Aは3万円台のスマホでありながら、そんな有機ELを搭載した、画面のキレイなスマホです。
これなら映画やゲームも大満足で楽しめますね。
未来を感じる!ディスプレイ指紋認証
スマートフォンの指紋認証はもはや当たり前のものとなりましたが、OPPO Reno3 Aはその一足先を行った「ディスプレイ指紋認証」に対応しています。
これは、指紋センサーが画面に埋め込まれており、画面の特定の場所を指で触れることで指紋認証が完了するもの。
上の写真のように、指で画面を触るだけで指紋認証が完了するのは近未来的で、何度も試したくなってしまいます。
(ちなみに前モデルのOPPO Reno Aもディスプレイ指紋認証を搭載しています。OPPOの技術力、すごい…!)
ロックを解除するときは、指紋認証と顔認証が同時に起動しており、どちらか片方が認証できた段階でロックが解除されます。
そのため、マスクをしているときは指紋認証、手が濡れているときは顔認証など、ユーザーが特に意識しなくてもその状況で認証できる方で認証してくれるので、ストレスなく快適に使えます。
防水・おサイフケータイ®対応で日常使いに最適
OPPO Reno3 Aは、IPX8防水・IP6X防塵に対応しています。IPX8とIP6Xは、それぞれ以下のような規格です。
これから夏の時期、梅雨や台風といったシチュエーションで、濡れても大丈夫なスマートフォンは心強いですね。
さらに、防塵の機能は、海辺のレジャーでスマホに砂がかかってしまった時なども安心です。
なお、充電の前には必ず充電コネクタの中に水や砂が残っていないことを確認してから充電してください。
さらに、OPPO Reno3 Aは「おサイフケータイ®」にも対応しています。
不特定多数の人の手に触れる現金よりも衛生的だとされるキャッシュレス決済。
キャッシュレス決済には、スマホ画面のバーコードを提示して支払うタイプや、端末をレジの機械にタッチして支払うタイプなど様々あります。
バーコードを提示して支払うタイプは、画面さえあればよいので、ほぼ全てのスマートフォンで利用できますが、タッチするタイプは対応機種が限られています。
OPPO Reno3 Aは「おサイフケータイ®」に対応しているため、タッチして支払うタイプのキャッシュレス決済も利用することができます。
まさに、日常使いに最適のスマートフォンですね。
シャッター押すだけ!何も考えなくていい「正統派」カメラ
続いて、気になるカメラの性能をチェックしていきます。
OPPO Reno3 Aの背面(アウトカメラ)には4つのレンズがあり、それぞれ超広角、メイン、モノクロ、ポートレートとなっています。
しかし、使う時にはレンズの種類を意識する必要はありません。
OPPO Reno3 Aの良いところは、カメラアプリで何も考えずにシャッターを押すだけで、自動で状況に合った撮り方をしてくれます。
何も考えずにシャッターを押した写真。
最近のスマホでは恒例の広角モード、「ウルトラワイド」もあります。
左:通常設定
右:ウルトラワイド設定
ウルトラワイドではより広い範囲を写すことができる一方で、端の部分が少し引き延ばされたようになるのが特徴です。
ズームは光学10倍まで拡大できます。
左:等倍
右:10倍ズーム
さすがに10倍まで拡大すると、「いかにも拡大した」感のある写真にはなりますが、何が書いてあるかはわかるので、記録用としては十分です。
夜景も、特に設定やモードをいじらなくても、キレイに撮ることができます。
何も設定をいじらずに撮った夜景。
かなり明るめの写真ですね。
低価格帯のスマートフォンでは暗い場所で真っ暗な写真になったり、ボヤけた写真になったりすることも多いですが、OPPO Reno3 Aではキレイに撮れています。
そして、ワンランク上の写真を撮るために使ってみたいのが、「ダズルカラー」機能。この機能を使うと、通常よりも色合いをビビッドに、はっきりと出すことができます。
左:ダズルカラーOFF
右:ダズルカラーON
右のダズルカラーONの写真の方が、空の青色がより鮮やかに、はっきりと出ていますね。
室内でも、少しわかりづらいですが、右のダズルカラーONの方がよりブラウンの色合いがはっきり出ていますね。
左:ダズルカラーOFF
右:ダズルカラーON
ダズルカラーをONにすれば、食べ物も「映え」に近づけることができます。
今回は、「真鯛のゴマダレ漬け丼」を撮影しました。
脂の乗った真鯛といくらの光沢が撮れているだけでなく、ダズルカラーで色鮮やかになっていることで、SNSにそのまま載せられそうな写真が撮れています。
ダズルカラーON
また、インカメラについても、最近のAndroidスマートフォンではデフォルト状態でかなりの補正がかかるものも多いですが、OPPO Reno3 Aはかなりナチュラルな仕上がり。
美肌モードもありますが、かなり自然な加工です。
左:通常設定
右:美肌モードON
最近はSNSでも盛りすぎないナチュラルな写真を載せる人が多くなっています。
ナチュラルな写真はデフォルトのカメラで、盛れた写真が撮りたければSNOWやSODAなどのアプリで、といった使い分けができそうです。
使いやすさを追求したColorOSとAndroid 10
OPPO Reno3 Aは、現在発売されているAndroidスマートフォンの中では最新のAndroid 10を搭載しています。
しかも、ただのAndroidではなく、OPPO独自のカスタムを加えたColorOSを搭載。
標準のAndroidよりもおしゃれで、かつ便利な機能を加えたものとなっています。
例えば、使っているアプリを切り替えるマルチタスクも、直感的でわかりやすいデザイン。
ColorOSのマルチタスク
Androidでは画面の下に「ホーム」や「戻る」のボタンがありますが、そのボタンの配置を変えたり、はたまたボタンをなくしてスワイプなどのジェスチャーで操作するモードに切り替えたりと、その人その人に合わせた操作性を実現できます。
ナビゲーションボタンの設定画面
さらに、画面右から引き出してくる「スマートサイドバー」という機能も便利です。
スクリーンショットや画面録画など、便利なショートカットをまとめたメニューをすぐに呼び出せます。
Androidでは「電源ボタン+音量下ボタン」の同時長押しでスクリーンショットが撮れますが、覚えるのは面倒ですよね。
また、画面録画もAndroid標準の機能では用意されていません。
OPPO Reno3 Aに搭載されているColorOSの「スマートサイドバー」を使えば、スクリーンショット、画面録画共に簡単な操作で行うことができます。
「スマートサイドバー」
機能を使う人に押し付けるのではなく、使う人が自分で機能を取捨選択できるようになっているので、ちょっとした引っかかりが少なく、快適に使えます。
大容量バッテリーと急速充電で電池切れの不安をなくす
OPPO Reno3 Aは、4,025mAhの大容量バッテリーを搭載。
一般的なスマートフォンのバッテリー容量は3,000mAh~4,000mAhですので、大容量の部類に入ります。
実際に、YouTube(720p)で動画を30分再生したところ、電池の減りは5%でした。単純計算で10時間YouTubeを再生できることになります。
これなら、1日余裕でバッテリーが持ちそうですね。
しかも、約120分(カタログ記載値)でフル充電できる急速充電対応。
朝起きて「充電し忘れた!」と気づいても、1時間あれば結構充電できる計算になります。
まとめ:長く使えそうなストレスフリーのスマートフォン!
ここまでOPPO Reno3 Aの様々な機能を見てきましたが、一言で言うなら「ストレスフリー」。
今までのスマートフォンでは、「マスクで顔認証ができない」「水没させた」「うまく写真が撮れない」「電池がすぐ切れる」といったストレスがありました。
これを、「指紋認証対応」「防水防塵対応」「特別な設定なしにキレイに撮れるカメラ」「4,025mAhの長持ちバッテリー」で解決します。
これで機種変更価格 一括31,800円(税込 34,980円)とは、OPPOの本気が感じられる…!
ぜひ、新しいスマートフォンと、ストレスフリーな生活を送ってみてはいかがでしょうか。
※2021年3月時点の情報です。