【端末レビュー】写真もゲームも!ハイスペ・高コスパな「OPPO Reno A」
更新日:2021/1/27
今回は、2019/10/18に新登場の端末「OPPO Reno A」をご紹介します。
キャッチコピー「いろいろと余裕のスマホ。」なだけあって、スペックが高く、あったらウレシイ機能が詰まっているのに、価格はお手頃。
今回ご紹介するOPPO Reno Aは、スマホ市場でヒットした逸品。
例えば、大きなディスプレイ、アウトもインも高画質なカメラ、防水防塵、おサイフケータイ対応、ゲームも快適、大容量メモリー…など、注目すべき点が沢山。
実際にはどんな使い心地なのか、じっくり使ってみました。
6.4インチスクリーンで、大画面なのに持ちやすい
画面は水滴型ノッチスクリーンを持つ、6.4インチの有機ELディスプレイ。
なんと画面占有率が91%もあるため、とても大きく迫力ある画面です。
画面解像度は2,340×1,080となっており、繊細で鮮やかな見た目です。
またディスプレイにはGorilla Glass 5を採用しており、強度もバッチリ。
1. 軽くて持ちやすい
初めて持ったとき、「軽っ!」と呟いてしまいました。
大画面で大きく見えるので、この大きさの画面を持つスマホでこの軽さは驚きでした。
私は普段iPhone XS(Maxではありません)を使用しています。
二つを比べると
OPPO Reno A:約169.5g
iPhone XS:177g
なので、
7.5gも軽いんですね!
ちなみにiPhone XSは5.8インチオールスクリーンなので、iPhone XSを使い慣れている身としては、6.4インチのOPPO Reno Aは大きい画面なのに軽い!という印象です。
2. 持ちやすいフォルム
持ちやすい印象を与えてくれるもう一つの要因はフォルムです。
四隅は丸くて角がないのは、多くのスマホに共通することですが、加えて側面が少し丸く膨らみ、滑らかにカーブを描いています。
片手で持っても指や手のひらに違和感を感じる尖った部分などはなく、滑らかにフィットしてくれます。
インもアウトも妥協しない、高スペックカメラ
インカメラもアウトカメラも高スペックで素敵な機能が満載です。
アウトカメラは1,600万画素と200万画素のデュアルカメラで、AIが搭載。
撮影すると、撮影シーン(屋内・夜景・食べ物など)をAIが認識して自動補正してくれます。
インカメラはなんと2,500万画素もあり、デフォルトカメラアプリにA.I.ビューティー機能が付いています。
写真を撮った瞬間、顔の296ポイントの特徴を判断し、OPPO独自のアルゴリズムが顔を分析。
800万パターンの中からひとり一人に最適な補正を施してくれます。
細かい調節も可能になっており、ビューティーアプリのように輪郭や目など部位ごとに大きさなどの補正度合いを変えることができます。
夜景モードの精度の高さもOPPO Reno Aのウリの一つ。
手持ち撮影であっても光ブレしないので、ネオンサインの文字なども潰れずにクッキリと捉えることができます。
食事の撮影にも向いています。OPPO Reno Aのカメラ性能は、加工しなくても艶感と鮮やかさがあるので、みずみずしさが表現され、ただの白米の写真だとしても、艶やかで食欲そそる一枚に仕上がりました。
お肉も野菜も光の映り込みがされ、みずみずしく新鮮な感じで撮ることができました!
ポートレートモードは、自動で背景に自然なボカシが入り、一眼レフで撮ったような写真に仕上がります。やりすぎ感もなく不自然にはなりません。
また、被写体が近くにあると「離れてください」と表示されて思うように瞬時に撮れず、もどかしくなることがありがち。
でもOPPO Reno Aでは、被写体に近づいていてもパッと焦点を捉えてくれるのでストレスがありません。
総評して、OPPO Reno A のカメラ性能は、お値段以上。
10倍望遠や超広角こそなけれど、充分な範囲での広角も対応しているし、何よりも、夜景モードも自撮りも食事もポートレートも、鮮やかでコントラストがクッキリとした仕上がりなので加工いらず。
また、カメラの起動も非常に速いので、思い立った瞬間を瞬時に切り取ることができストレスフリーでした。
撮るだけで普段遣いには満足な性能です。
スムーズな生体認証
OPPO Reno Aは、ディスプレイ指紋認証と顔認証があるのですが、これがとてもスムーズです。
指紋認証と顔認証の両方が合うことでロックが解除される、組み合わせロックができます。
ロック解除しようとすると、ディスプレイの下部に指紋マークが浮かんでくるので指を当てると、同時にカメラが顔を認識しており瞬時にロックが解除されます。
朝家を出て出社してから帰宅するまで、様々なシチュエーションでロック解除しましたが、どのシーンでもスムーズにロック解除できました。ストレスフリーです。
「ゲームブースト2.0」でストレスフリーなゲーム体験
大容量メモリーなので、ゲーミングスマホとしてもとてもオススメです。
6GB RAMと64GB ROMが搭載されており、ゲームをはじめ、写真や動画などもたっぷり保存することができます。
ゲーム性能を最大限に引き出す機能、タッチブーストとフレームブースト
画面をタップしてから実際に反応するまでのわずかな時間を高速化する「タッチブースト」や、画面のカクツキを抑えて滑らかな描写を可能にする「フレームブースト」が採用されていて、動きが早いレースゲームのようなゲームも快適に楽しむことができます。
実際にゲームをやってみると、大画面で持ちやすく画面も美しい、新体験でした。
ついついハマって何時間も没頭してしまいそう・・・
心ゆくまでジャマされずに没頭したい!
という方のために、「邪魔防止」設定をすることもでき、バナー通知やサウンド警告を一時的に止めてくれます。
そのほかにもゲームを快適にプレイするための機能として、
◎スムーズ動作(システムリソースをゲームに比重を置いて割り当てる)
◎ゲームエンジン(ゲームと電話の最適化をカスタマイズして動作をスムーズに)
◎ネットワーク保護(バックグラウンドアプリのネットワーク通信を制限し、ゲーム通信を安定化)
などがあり、快適な環境でプレイできるようになっています。
処理速度が早いから動画もサクサク
Snapdragon 710プロセッサ搭載のOPPO Reno Aは、処理速度についても申し分なし。
日常使いで動作が重くなるなど、ストレスのかかるシーンはほぼありませんでした。
スマホの処理が遅いと、複数のアプリを立ち上げると固まったり、ブラウジングで画面の動きが鈍かったりしますが、Snapdragon 700番台であれば問題ありません。
凝ったゲームなどかなり重たいデータ通信を要求されるアプリを使いたいだとか、高画質な動画を撮影したい、最高画質にこだわりたい、などといった場合には、Snapdragon 800番台を搭載している端末の方がいいかも知れません。
なお、Snapdragon 800番台の端末の価格帯の目安は10万円前後です。
画質に極端にはこだわらないし、そこまで凝ったゲームはあまりやらない、でも写真や動画はそれなりに綺麗には撮りたいし、SNSへのアップロードはサクッと完了したい。
そんな普段使い程度であれば、OPPO Reno AのSnapdragon 710でも充分満足できるはずです。
また、Snapdragon 710プロセッサ搭載している端末をざっと見ても、5〜8万円程度。
プロセッサだけを取っても、やはりOPPO Reno Aは高コスパです!
防水・防塵機能が安心
OPPO Reno Aは、「IPX7」が搭載されていて、高い防水性能があるのも魅力。
どのくらい凄いかというと、常温でOPPO Reno Aを約30分間水深1mのところへ沈めても故障しません。(だからと言って、濡れっぱなしでの使用は控えてくださいね!)
ですので、キッチンでレシピを見ながら濡れた手での操作、雨の中での操作、など、日常生活の中でスマホが濡れてしまうシーンでも安心して使えます。
特にお風呂に浸かりながらスマホで読書をしたり動画を見たりするのがやめられない方には、この防水性能はリラックスタイムに一役買ってくれます。
防塵性能はというと、最高等級の「IP6X」!ホコリやチリなどにも強い構造をしています。
FeliCa(おサイフケータイ®)にも対応
OPPO Reno AにはFeliCaチップが埋め込まれているので、おサイフケータイ®としても使用可能。
電子マネーやモバイルSuicaなどスマホ決済が使えて便利ですね。
便利機能が魅力的
OPPO Reno Aには、OPPO独自の便利機能がいろいろ詰まっています。
よく使った便利機能は、指をなぞるだけでスクショできる機能、スマホを持ち上げるだけで起動をONにする機能、サッとスワイプするだけでアプリを瞬時に引き出せるスマートサイドバー機能です。
これらのジェスチャーには意外とすぐに慣れてしまったので、スマホの使い勝手がよりスマートになりました。
その1. スクショは画面をなぞるだけ
便利機能の中にある「ジェスチャーとモーション」を使えば、指三本を画面の上から下になぞるだけでスクリーンショットが撮れるようになります。
iPhoneだとサイドボタンとスリープボタンを同時押しでスクショですが、両手を使わないといけないので例えば横向きに寝転びながらスマホをいじっているときなどはスクショがしづらいですよね。
でもOPPO Reno Aだと三本指でスッとなぞるだけでスクショが撮れて、とっても楽!
iPhoneだと2つのサイドボタンにちゃんと指を構えていないと撮れませんから、いちいち動画を巻き戻して一時停止して撮る…という過程が何気に面倒だったんですよね。
でもOPPO Reno Aだと好きな動画の好きなシーンを瞬時にパチッと撮れます。
この機能は使い出すと色々なシーンで何気に便利です。
設定の仕方はシンプル。
設定>便利機能>ジェスチャーとモーション
から設定をONにできます。
その2. 画面ONはスマホを持ち上げるだけ
こちらも、便利機能の中にある「ジェスチャーとモーション」を使った機能です。
この機能をオンにしておけば、OPPO Reno Aを顔に向かって持ち上げるだけで画面がONになり、さらにそのまま認証でロック解除できるのでとても便利です。
つまりOPPO Reno Aでは、この設定さえしておけば、指すら使わずに起動までの時間が大幅にクイックになり、かなりスマートになるので「持ち上げて画面オン」設定はオンにしておくことを強くオススメします。
こちらも、その1と同様に
設定>便利機能>ジェスチャーとモーション
から設定を行えます。
その3. スマートサイドバーで使いたいアプリの起動がスマートに
OPPO Reno Aでは、他にも「スマートサイドバー」という便利機能があります。
画面右端の白い垂直のバーを内側(左)にスワイプすると、よく使うツールが一覧メニューで表示され、アプリやツールに素早くアクセスできます。
アプリの起動や特定の操作がワンタップになるので、頻繁に使うものはここにまとめておくといいです。
もちろん、ここに表示するツールは好きなようにカスタマイズできます。
他にもOPPO独自の便利機能
他にも、OPPO独自のジェスチャー操作がいろいろと盛り込まれているので、ぜひご自身に合った機能をカスタマイズしてみてください。
使い勝手をよりスマートなものにしておくと、意識せずとも感じていた手間や面倒が省けてストレスフリーになります。
位置情報精度もバッチリ
OPPO Reno Aは、GPS、GLONASS、BeiDou、GALILEO、そして「QZSS(みちびき)」に対応しています。
ビルが建ち並んでいたり、山間部でも樹木などで電波が不安定な場所でも、この日本の人工衛星「みちびき」に対応していれば、GPSをキャッチしやすくなり位置情報が安定します。
要するに、位置情報の精度や安定性が良いので、地図アプリやその他位置情報を用いるアプリをよく使う場合も、OPPO Reno Aはオススメです。
電池持ちも充分
OPPO Reno Aのバッテリーは3,600mAh。
夜にフル充電しておいて、その翌日から丸2日間、全く充電をせずに使い続けたのですが、電池は切れずに使い続けることができました。
「省エネ」ボタンを押すと、バッテリー寿命を伸ばす方法を提示してくれます。
この辺は使い方にもよりますが、バッテリーの持ちは充分かなと感じました。
ただ、急速充電には対応していないようです。
Wi-Fiの感度も◎
うちでは光回線のWi-Fi、外出先ではモバイル通信を使っていて、加えて職場では会社のWi-Fiに切り替えたり、カフェで作業することも多いので、カフェのWi-Fiなど、様々なWi-Fiを利用しています。
その際に感じたのが、Wi-Fiのキャッチが素早くて切り替えが非常にクイックでした。
OPPO Reno Aの気になった点
かなり魅力的なOPPO Reno Aですが、実際に使ってみて少し気になった点を挙げてみました。
その1. 指紋が目立つ
OPPO Reno Aは、背面がかっこいいメタリックみたいな素材なせいか、普通に使っているだけで背面につく指紋がやや目立ちます。
iPhoneなどは、指紋防止コーティングやガラスコーティングが施されていたようで、背面の指紋はそこまで気にならないのですが、割とOPPO Reno Aはべったりついてしまいます。
付属で背面カバーも付いていますし、気に入ったスマホケースを購入すれば問題のない点ではありますが、気にする方は気にする点ですね。
その2. プリインストールアプリが消せない
OPPO Reno Aには、OPPO独自のプリインストールアプリが購入時の時点でいくつかインストールされている状態で、そのアプリを全て消すことができません。
消せないアプリにも必要なアプリや便利なツールもあるので、そのままでも何の問題もありませんが、
自分の好きなアプリだけでメニューを埋めたいだとか、ミニマムな状態でメニューを整理しておきたいなどのこだわりがある方にはストレスかもしれません…。
OPPO Reno Aはまさに「いろいろと余裕のスマホ」!
防水防塵対応がイイ、おサイフケータイ機能も欲しい、ゲームをしても動画を見ても動作はサクサクがイイ、カメラだって簡単に綺麗に撮りたい、顔認証もクイックでスマートな作動がイイ、性能は出来るだけ高くて、価格は安くないとヤダ!という欲張りな方に、OPPO Reno Aはぴったりの端末です。
ニーズの高い機能や要素が、盛りに盛り込まれていて、なおかつ手にしやすい価格を実現しています。
たくさんのこだわりを一気に叶えてくれる高スペックさを持ちながら、3万円台とコスパ最高な端末なので、年代問わずオススメしたい一台です。
2021年1月時点での情報です。