格安スマホのバッテリーって交換できる?大容量バッテリー搭載のおすすめ格安スマホも紹介
更新日:2021/3/31
スマートフォンを買い替えたい、あるいは新しく購入したいと思ったとき、「充電が長持ちするのか」という点は気になるポイントでしょう。
せっかくなら充電ができるだけ長持ちし、バッテリーを交換する必要がないスマートフォンを使いたいですよね。
今回は、スマートフォンのバッテリーについてご説明します。
格安スマホのバッテリーはどのくらい持つの?
スマートフォンを長く使っていると、だんだんと充電の「持ち」が悪くなっていきます。
それは、スマートフォンのバッテリーが寿命に近づいている証拠です。
では、バッテリーの寿命は一体どれくらいなのでしょうか。
一般的なスマートフォンのバッテリーの寿命は?
多くのスマートフォンでは「リチウムイオン電池」というバッテリーが使われています。
リチウムイオン電池は「小型で軽い」「高電圧が得られる」「充電を繰り返しても劣化しにくい」という優れもの。
とはいえ、長期間使用していれば徐々に劣化していくことは避けられません。
一般的にリチウムイオン電池は、300回の充電で7~8割ほどバッテリー全体の容量が少なくなるといわれています。おおむね2~3年がバッテリーの限界といえるでしょう。
1日あたりの充電回数に応じたスマートフォンの平均寿命
一般的なバッテリー寿命に関しては上記の通りですが、今度は1日あたりの充電回数に応じたバッテリーの平均寿命についてみていきましょう。
スマートフォンは、フル充電700回で寿命がくると言われています。
100%分のフル充電で1回とした場合、
(60%分を充電した後、しばらくして40%分を追加で充電した場合、単純な充電回数は2回ですがカウントは1回分とします)
・1日に1回充電→約2年
・2日に1~1.5回充電→約3~4年
・2日に1回未満充電→4年以上
ざっくり計算するとこのような結果になります。
毎日スマートフォンを充電している方が多いと思いますが、バッテリーの残量がある状態で充電を行うことが多いため、実際よりも回数は少なくカウントされます。
ただし、充電をしながらゲームをしたり、充電時にスマートフォンやバッテリーが高温になっていたりすると、バッテリーの劣化速度が早くなるので注意しましょう。
スマートフォンをできるだけ長く使いたい……格安スマホのバッテリーって交換できる?
端末によって交換可能だが、注意が必要
バッテリーの交換ができれば、充電の減りが早くなってきても安心です。
そのため、バッテリーの交換ができるスマートフォンに変えたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
格安スマホであっても、端末によってはバッテリー交換が可能ですが、最近はバッテリーの交換に対応したスマートフォンが減ってきています。
そのため、購入時はバッテリーの交換が可能であっても「交換したくなったときにはバッテリーの入手が困難になっていた」という事態も考えられるため、その点は注意しましょう。
格安スマホのバッテリー交換について
格安スマホのメーカーでは、メーカー保証などでバッテリーを交換することができます。
HUAWEI
HUAWEIは無料のメーカー保証のほか、対象端末に限り、有償でバッテリー交換が可能です。ウェブ・チャット・電話から申し込みができます。
バッテリー交換料以外にも検査料がかかる場合がありますので、申し込み時またはお問い合わせ時にHUAWEIサポートにお問い合わせください。
ASUS
ZenFoneシリーズを展開するASUSでは、バッテリーの保証を提供しています。
適用条件がありますので、詳細はASUS バッテリー情報センターにてご確認ください
OPPO
メーカー保証(アフターサービス)適用条件に当てはまっていれば、無償交換が可能です。
念の為、バッテリーを長持ちさせるためにもご一読ください。
最近はバッテリーを消耗しにくいスマートフォンが増えている
最近ではスマートフォン自体の性能が上がっているため、負荷のかかる作業でもバッテリーが消耗しにくかったり、省電力機能が充実していたりと、バッテリーを長持ちさせやすくなっています。
また、バッテリー自体の容量も増えており、交換しなくても長期的に使用できるスマートフォンが増えています。
バッテリーが長持ちする格安スマホがほしい!どうやって見分ければいい?
せっかくスマートフォンを買うのなら、少しでもバッテリーが長持ちするものを選びたいものです。
では、バッテリーが長持ちする端末は何を基準にして探せばよいのでしょうか。
バッテリーが長持ちするスマートフォンを見分けるならココに注目!
バッテリー容量を表す「mAh」
「mAh」は「ミリアンペア・アワー」の略で、1時間にどれだけの放電が行えるかを表す値です。
一般的にこの値が大きければ大きいほどバッテリーの容量が多いとされています。
最近発売されたスマートフォンは3,000mAh台が多く、4,000mAh前後あれば大容量と言っていいでしょう。
ただしバッテリー容量が大きかったとしても、消費電力が多い場合は充電の減りが早くなることもあります。
ちなみに、iPhone XRのバッテリー容量は2,942mAh、iPhone11のバッテリー容量は3,110mAhとのこと(参考:中国の認証機関TENAA)。
4,000mAh前後が大容量であることがおわかりいただけると思います。
連続待ち受け時間や連続通話時間もチェック
バッテリーの容量と同様に注目しておきたいのが、連続待ち受け時間や連続通話時間の数値です。
当たり前ですが、待ち受けや通話を続けるとバッテリーは減っていきます。
ただし、これらの数値はあくまで目安です。
バッテリー容量・連続待ち受け時間・連続通話時間…どれを重視したらいい?
バッテリーが長持ちするスマートフォンを選ぶ際、「バッテリー容量はAが多いけど、連続待ち受け時間はBの方が長い」ということで悩んでしまうこともあるはず。
そんなときは「連続待ち受け時間」を基準に選びましょう。こちらが長い方が、充電が長持ちする可能性が高いスマートフォンだといえます。
バッテリーが大容量!おすすめの格安スマホ
ZenFone Live(L1)
「ZenFone Live(L1)」は、ASUSが発売しているスマートフォンです。
「ZenFone Live(L1)」のバッテリー容量は、3,000mAhで、
片手での操作もラクラクな薄型ボディにも関わらず大容量バッテリーでたっぷり楽しめます。
コストパフォーマンスに優れた端末であり、低価格でありながら最低限の機能はしっかり備わっています。
OPPO A5 2020
「A5 2020」は中国のメーカーOPPOから発売されているスマートフォンです。
バッテリーは5,000mAhと大容量なので、外出先でのバッテリー切れの心配もなく安心して使えます。
また、別売りのOTGケーブルを使えば、リバース充電機能でほかのデバイスの充電も可能。
外出時や災害時の充電に困ってしまったときに助かる端末です。
ZenFone 6
「ZenFone 6」はノートパソコンなどで知られるASUSから発売されているスマートフォンです。
バッテリーは5,000mAhと大容量で、連続待ち受け時間は最大約35日、連続通話時間は最大約40時間と、非常に長持ちします。
さらに、専用のケーブルがあればZenFone 6から他の電子機器への充電も可能で、モバイルバッテリーのような働きもしてくれます。
また、ZenFone 6は急速充電に対応しており、約2時間でフル充電が可能となっているのも特徴のひとつです。
契約時に格安スマホ同時購入で初期設定がラクラク
格安SIMを契約する際に、大容量バッテリーの格安スマホを同時に購入すると、初期設定済みで届くことが多いのですぐに利用することができます(iPhoneは除く)。
また、格安SIM会社にも端末保証オプションが用意されていることがほとんどです。端末保証オプションの月額利用料も併せてチェックしておきましょう。
格安SIMへの乗り換えと大容量バッテリーのスマートフォンの購入・機種変更を考えているのであれば、同時契約を検討してみてください。
スマートフォンを選ぶ際にはバッテリー容量に注目!
最近はバッテリーが交換できるスマートフォンよりも、バッテリーが長持ちするスマートフォンが主流です。
充電が長持ちするスマートフォンを探しているのであれば、バッテリーの容量や連続待ち受け時間に注目して選んでみましょう。
※当ページの内容は2021年3月時点の情報です。