スマートフォンのブラウザとは？代表的なブラウザの特徴とそれぞれの違いを解説！

オフィスや学校、自宅など、どこにいてもインターネットにつなげて気軽に利用できるスマートフォン。

いつでもニュースのチェックやお店の情報検索などができるので、とても便利です。

その「インターネットをする」ために使用しているのが「ブラウザ」です。

今回は、インターネットの閲覧に欠かせないブラウザの基本的な知識や各ブラウザの特徴、標準ブラウザの変更方法などをご説明します。

ブラウザとは？

ブラウザとは、冒頭でも述べた通り「インターネットをする」ために必要なものです。

少し難しくいうと、インターネットへ接続してウェブページやインターネット上のサービス・システムなどを閲覧したり操作したりできるソフトウエアのことです。

ブラウザは、PC用のモバイル版として開発されたものと、最初からモバイル向けとして開発されたものの2種類に分けることができます。

ブラウザにはさまざまなアプリがありますが、「Google Chrome（グーグルクローム）」「Safari（サファリ）」「Internet Explorer（インターネットエクスプローラー）」などが定番のブラウザとして知られています。

iPhoneにはSafari、AndroidのスマートフォンにはGoogle Chromeが最初からインストールされているので、よく使っている方も多いのではないでしょうか。

ブラウザにはそれぞれどんな特徴があるの？

近年は数多くのブラウザアプリがリリースされています。以下では、代表的なブラウザアプリの特徴をご紹介します。

Safari

SafariはiPhoneに標準でインストールされているブラウザアプリです。

Appleが開発したブラウザなので、Androidのスマートフォンでは使用することができません。

Safariは、デザインや操作性がシンプルで、「Twitter」、「Facebook」、「Evernote」など外部アプリとの連携が取れるという特徴もあります。

またSafariはPCで設定されたデザイン描画に強く、ウェブページのデザインが他のブラウザよりも正確に表示されるといわれています。

Google Chrome

Googleが提供しているブラウザアプリです。

一般的なAndroid搭載スマートフォンに、標準でインストールされています。

Google ChromeはPC・スマートフォン共にシェアが高いブラウザで、AndroidだけでなくiPhoneでも使用が可能です。

Googleアカウントを持っていれば、他のスマートフォンやPCなどにインストールしたGoogle Chromeとブックマークが同期できるなど、情報の連携が可能な点も魅力です。

また、他のブラウザと比べて起動が速いといわれています。

Microsoft Edge

「Microsoft Edge（マイクロソフトエッジ）」は、Microsoftが提供しているブラウザアプリです。

WindowsのPCなどに搭載されている同名ブラウザのアプリ版となっています。

WindowsのPCでおなじみの「Internet Explorer（インターネットエクスプローラー）」の後継ブラウザです。

こちらもマイクロソフトアカウントを登録することで、PCのMicrosoft Edgeとの連携が可能です。

また、スマートフォンで見ているウェブページを指定したPCへ転送できるのもMicrosoft Edgeの特徴。

PCなどでもMicrosoft Edgeを使っているのであれば、便利に利用できるでしょう。

Opera Touch

「Opera Touch（オペラタッチ）」は、PCのブラウザとしての歴史が長い「Opera（オペラ）」のアプリ版です。ノルウェーのOpera Software ASという会社が提供しています。

Opera Touch を PC の Operaと連携することで、データ共有ができます。

連携方法は簡単で、QR コードを Opera Touch でスキャンするだけ。アカウントの作成やパスワードの設定が必要ありません。

また、QRコードの読み取りやボイス検索ですぐに検索が開始できるのが特徴です。

Firefox

こちらもPCのブラウザで目にすることが多い「Firefox（ファイヤーフォックス）」のアプリ版です。Mozilla Corporationが提供しています。

ウェブ上での動きを追跡されるトラッキングの拒否、プライベートデータの消去などのプライバシー保護を考えた機能を搭載しています。

Android版では拡張機能やテーマの変更など、カスタマイズの自由度が高い点が魅力です。

Smooz

「Smooz（スムーズ）」はアスツールが提供しているモバイル用のブラウザアプリです。

2016年9月にサービスが開始されると、「App Store Best of 2016」に選出され、一躍人気を集めました。

特徴はPCブラウザのようなタブ配置や、操作をほとんど片手で行えること。

ウェブページを開かなくても直接検索ができたり、カメラで文字を読み取って検索ができたりする機能も搭載しており、ユーザビリティの高さが魅力的なブラウザアプリです。

Sleipnir Mobile

「開く」「閉じる」「切り替える」の操作感・スピード感を追求したモバイル用のブラウザが「Sleipnir Mobile（スレイプニル モバイル）」です。フェンリルが提供しています。

検索窓やブックマークなどのボタンが画面下部についているため、操作のほとんどを1ステップで行うことができます。

速さと精度重視で、ジェスチャーは1ミリ単位で調整されています。また、ブックマークやよく使う機能も使いやすい場所に配置できます。

スマートフォンの標準ブラウザを変更する方法

AndroidではGoogle Chrome、iPhoneではSafariが標準ブラウザ（URLをタップしたときに必ず立ち上がるブラウザのこと）として設定されていますが、他のブラウザに変更したいという方もいるのではないでしょうか？

標準ブラウザの変更方法についてご紹介します。

Androidのスマートフォンの場合

iPhoneの場合

iPhoneは標準のブラウザをSafariから変更することができません。

他のブラウザを利用したいときは、URLをコピーして、他のブラウザに貼り付ける必要があります。

自分のスタイルに合ったブラウザでインターネットを快適に利用しよう！

ブラウザは日常的に使うものだからこそ、自分にあったもの・操作がしやすいものを選びたいですよね。

ブラウザによってそれぞれ機能が異なるため、さまざまなブラウザを試して、自分にとって使いやすいものを探してみましょう。

※当ページの情報は2021年3月時点のものです。

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