SIMフリースマホ「ZenFone」ってどんなスマホ?特徴や開発元「ASUS」について解説
更新日:2021/3/31
SIMフリーのスマートフォンは現在多くの端末が販売されているため、購入するにあたって「どれが一番良いか」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめしたいSIMフリーのスマートフォンが、大容量バッテリーを持ち味として注目を集めている「ZenFone」です。
今回はZenFoneの特徴と、開発元であるASUS(エイスース)の歴史についてご説明します。
ZenFoneの特徴
台湾のメーカー「ASUS」が開発するZenFoneは、「誰でも気軽に堪能できるワンランク上の贅沢」をコンセプトとしたスマートフォンブランドです。
ZenFoneの「Zen」の部分は、日本の「禅」からきています。
その名の通り、シンプルで洗練された美しさを保ち、心に平穏をもたらしてくれるような機能を備えているのがこの端末の特徴です。
おすすめの機能別ZenFone
ZenFoneブランドからは多くのシリーズが販売されており、どの端末を選んだら良いか悩んでしまいがち。
ZenFoneを選ぶ際には、事前に自分がスマートフォンを何に、そしてどのように使いたいのか、目的・用途をしっかり確認しておきましょう。
価格の安さを第一なら
「ZenFone Live(L1)」がおすすめです。
コストパフォーマンスに優れた端末であり、低価格でありながら最低限の機能はしっかり備わっています。
ハイスペックを求めているなら
「ZenFone 6」がおすすめです。
5,000mAhの大容量バッテリーで、1日外出してもモバイルバッテリーが不要です。また、高性能CPU「Snapdragon 855」を搭載しており、ゲームアプリもストレスフリーにプレイできます。
カメラは180°回転カメラで、4,800万画素メイン+1,300万画素ワイドという驚きの画素数。細やかな角度調整と、高画質な写真が楽しめます。
カメラ機能重視なら
Instagramなどに投稿する写真を撮ることが多く、カメラ機能を重視している方には「ZenFone 4 Selfie Pro」がおすすめ。
こちらはインカメラにも2つのカメラレンズが搭載されており、アウトカメラ並みのセルフィーを撮ることができます。
自撮りのクオリティにこだわる人には特におすすめです。
SNS玄人なら
SNSが大好きな玄人の方には「ツインアプリ」という機能がおすすめ。ASUSとHUAWEIの一部の端末にホームアプリとして搭載されています。
ツインアプリは、SNSアプリを複製することができる機能です。それぞれに別のアカウントを設定できるので、LINEアプリをプライベート用、仕事用などに分けることができます。TwitterやInstagramであれば、複数のアカウントを管理する際に便利でしょう。
ツインアプリ機能を使うためには、電話番号を2つ作成する必要があり、「デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)」機能が搭載された端末で2枚のSIMを契約する必要があるのでご注意ください。
このように、用途によって最適なZenFoneの端末は異なるため、まずは自分がスマートフォンに求める機能やスペックをしっかり決めておきましょう。
「ZenFone」を作っているASUSって?
そんなZenFoneシリーズを展開する台湾のメーカー「ASUS」は、スマートフォンだけでなくPCやその周辺機器などを総合的に開発・販売しているメーカーです。
かつてはPCを販売するメーカーとして知られていましたが、2012年に「Nexus」ブランドを発表し、スマートフォン業界にも進出を開始。
2014年には、ZenFoneシリーズの1つ「ZenFone 5」を初めて日本国内に投入し、注目を集めます。
LTE対応であり、スマートフォンとしての役割を果たす機能性を備えていながら、価格は2万円代という安さで驚きを提供しました。
その後、2015年に発売した「ZenFone 2」では、当時のスマートフォンとしては大容量となる4GBのメモリを搭載しました。
その時代ごとの最先端の技術を取り入れながら、低価格でスマートフォンを販売しているのが、ASUSの特徴です。
ZenFoneはスペックも高く、格安SIMにも対応可能なスマートフォン!
日本の「禅」を語源としたZenFoneは、SIMフリーであるにもかかわらず、高スペックを誇っている人気のスマートフォンシリーズです。
格安スマホの契約を考えているものの、どの端末が良いのか悩んでいる方は、ZenFoneがおすすめです。
※当ページの内容は2021年3月時点の情報です。