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格安SIMに乗り換えたら電話番号ってそのまま使える?引き継ぎの際の注意点とは


「利用料金を抑えたい」などの目的で大手携帯電話会社のSIMから格安SIMへ乗り換えを検討している方は少なくないでしょう。
しかし、乗り換える上で心配の種になるのが「電話番号」。
乗り換えた後にもとの電話番号が使えなければさまざまな面で支障が出てくるため、気になっている方は多いでしょう。
そこで今回は、格安SIMに乗り換えた際に発生する「電話番号引き継ぎ」に関する注意点をご紹介していきます。
格安SIMに乗り換えても今の電話番号は使える?


格安SIMへ乗り換えることで現在の電話番号が使えなくなるなら、友人・知人へお知らせしたり、各種ウェブサイトの登録情報変更など、色々と手間がかかってしまいますよね。
しかし、結論から言うと、格安SIMに乗り換えたとしても現在の電話番号は問題なく使用できます。
ただし、現在の電話番号を使用し続けるためには、MNP(ナンバーポータビリティ)転出料を元々契約している携帯電話会社に払い、登録事務手数料を新しい携帯電話会社に支払わなければなりません。
一般的に、MNP転出料と登録事務手数料は3,000円程度です。
これに加えて、解約のための違約金が発生するケースもあるため、少なくない費用がかかるのは避けられないでしょう。
新規の電話番号を取得する手段も
費用を抑えたいのであれば、乗り換えの際に新規の電話番号を発行するのも手です。
MNP転出料は必要ありません。
例えばLINEモバイルの場合、プランや契約者情報を申し込みページで入力。契約完了すると新しい番号が入手できます。
(実際に利用するためには、届いたSIMカードを端末に挿入してAPN設定する必要があります)
元々の電話番号を引き継ぐより、初期費用を抑えることができるため、少しでも費用を安くしたいなら新しい番号にするという選択肢も検討してみてください。
電話番号を引き継ぐ方法とは


電話番号を新規のSIMに引き継ぐため、重要になるのがMNP制度です。
MNPはMobile Number Portability(ナンバーポータビリティ:電話番号持ち運び制度)の略称。
携帯電話会社を乗り換えたとしても電話番号を維持できる仕組みのことです。
電話やSMSをよく利用するのであれば、このMNPはぜひ利用したいですね。
携帯電話会社を変更する際にMNPの手数料や新規事務手数料が発生するというのは先述しましたが、それに加えて「違約金」もかかります。
大手携帯電話会社は、基本的にどこでも更新月以外で解約した場合には9,500円の違約金が発生します(2019年7月現在)。
そのため、更新月と乗り換えのタイミングを合わせないと、さまざまな手数料とあわせて16,000円前後の費用がかかります。
手続きの方法
新しい携帯電話会社に乗り換え、電話番号を引き継ぐには、いくつかの手順を踏んでいく必要があります。
大手携帯電話会社からLINEモバイルに乗り換える際の手順をご説明します。
1.MNP予約番号を取得する
MNP予約番号は、現在契約している携帯電話会社で発行してもらいます。
予約番号には有効期限があるため、注意が必要です。
2.スマホの準備
番号が発行されたら、続いて「目当ての格安SIMが動作するスマホ」を用意します。
SIMと適応する端末であれば、手持ちのスマホでも問題ありませんが、もしも適応しないようなら新しいスマホを用意する必要があります。
動作するスマホであるかどうかは、「動作確認済み端末検索」で調べます。
以下のリンク先で、ご利用中の端末名を検索しましょう。
動作が確認できていれば、検索結果に端末名が表示されます。
新しいスマホを用意する際は、通常の手順に加えてデータや利用中アプリの引き継ぎをしなければなりません。
3.LINEモバイルの申し込み
LINEモバイルは、ウェブサイトと家電量販店、どちらからでも申し込みが可能です。
プランの選択、MNP予約番号の入力、お客様情報の入力、本人確認書類の提出、お支払い方法の選択、ログインID・パスワードの設定を進めてください。
4.利用開始手続き
申し込みが完了すると、登録した住所にSIMカードが届きます。
手元にSIMカードとスマートフォンが揃ったら、マイページから利用開始手続きを開始します。
利用開始手続きが完了すると、今まで利用していた携帯電話会社のSIMカードが圏外になりますので、そうしたらスマートフォンにLINEモバイルのSIMカードを挿します。
5.APN設定&再起動
通信をするためには、APN設定を行う必要があります。
LINEモバイルのSIMカードが挿さっている状態で、LINEモバイルのAPN設定を行います。
iOSとAndroidで設定方法が異なりますので、詳細は下記ボタン先にてご確認ください。
ただし、LINEモバイルの契約と一緒にスマートフォンを購入した場合は、APN設定をした状態で届くので、改めて設定をする必要がありません。
6.契約者連携・利用者連携
LINEモバイルでは、機能やサービスを利用するための連携が必要です。
LINEアプリでLINEモバイル公式アカウントと「友だち」になり、メニューから契約者連携・利用者連携を行ってください。
以上が、LINEモバイルに乗り換え、電話番号を引き継ぐ際の手順となります。
漫画でわかりやすく解説もしていますので、こちらもご参照ください。
格安SIMで電話番号を引き継ぎする際の注意点
格安SIMで電話番号を引き継ぎする際は、いくつかの点に注意しなければいけません。


音声通話SIMを選択
MNP制度を利用すれば基本的にどんな電話番号でも引き継げますが、新しくを契約する際に「データSIM」を選択していると電話番号の引き継ぎができません。
電話番号を引き継ぎたいなら「音声通話SIM(データ+音声通話)」を選ぶようにしましょう。
また、元の契約者情報と乗り換え先の契約者情報が異なる場合(例えば、親の名義で契約していて、LINEモバイルを自分名義にするなど)も、電話番号の引き継ぎは不可能です。
転出料
前述したように、MNPを利用した電話番号の引き継ぎにはMNP転出料や、更新月の乗り換えでない場合は違約金が発生します。
費用を抑えたいのであれば、乗り換えを携帯電話会社の更新月に合わせましょう。
ただし、大手携帯電話会社から格安SIMに乗り換えて月額料金に大きな差が発生する場合は、違約金を払ってでも1年間で支払う金額で考えると安くなることがあります。
乗り換え前にきちんと計算するのがおすすめです。
有効期限
現在契約している携帯電話会社で発行してもらうMNP予約番号には、有効期限が存在します。
乗り換え先によっては、有効期限が10日以上残っていないと申し込めない場合があるため、有効期限は常に気にしておかなければなりません。
電話番号以外の引き継ぎ
MNP制度を利用したとしても、基本的に電話番号以外は引き継ぎできません。
端末も変更するのであれば、アプリなどのデータもお引越しをする必要があります。
LINEアプリやゲームなどはデータ移行する準備が必要ですので、事前にしっかり確認しておくことが大事です。
電話番号を使用せずに通話できるサービスも


「電話番号は引き継ぎたいものの、費用も手間もかかるのは避けたい……」と考える方はいるかもしれません。
そういった方には、電話番号を使わずに通話ができる、以下のようなサービスの利用をおすすめします。
・LINEなどのSNS内にある通話機能
・通話アプリ
・IP電話
ただし、上記のサービスによる通話を選択する場合、固定電話にかけられなかったり警察や救急への緊急電話ができなかったりする恐れもあります。
電話番号を引き継がず、新規で作るつもりもないのであれば、そういったリスクはしっかり認識しておいたほうがいいでしょう。
電話番号は簡単に引き継げる格安SIMへの乗り換え
格安SIMに乗り換える際、「電話番号が引き継げるかどうか」「引き継ぎ時にどんなデメリットがあるのか」を不安に感じていた方も、今回のコラムでそんな心配は無用だと理解してもらえたかと思います。
もしも格安SIMへの乗り換えを検討しているようなら、ぜひ今すぐに乗り換えてみてください!
※特に記載のある場合を除き、記載の金額は全て「税抜き」表示です。