クレジットカードが持てない人でも持てるLINE Payのプリペイドカードを解説!
更新日:2021/3/31
近年、日本ではキャッシュレス化に向けた動きが活発になり、さまざまな電子決済サービスが生まれています。
LINE Pay株式会社が提供している「LINE Pay(ラインペイ)」もそのうちのひとつです。
そこで今回は、LINE Pay の基礎知識についてご説明します。
「LINE Pay」とは
LINE PayはLINE Pay株式会社が提供している決済システムを指します。
LINEアプリの「ウォレット」タブに表示されており、審査などもないのでLINEを利用している人なら誰でも利用することができます。
LINE Payにお金をチャージすることで、お買い物やLINEの友だち同士での送金が可能になります。
「LINE Pay」の3つの決済方法
LINE Payには3つの決済方法があります。
コード決済
1つ目はバーコードやQRコードを利用したものです。
LINE Pay対応店舗で支払いをするときに、LINE Pay支払いである旨を伝え、バーコードをスキャン、またはQRコードを読み取るというもの。
LINE Payにチャージされている残高から引き落とされる方法と、後述するVisa LINE Payクレジットカードから引き落とされる方法の2種類があります。
残高から引き落とす場合は、SuicaやICOCAのように事前にチャージをしておく必要があります。
Visa LINE Payクレジットカードから引き落とす場合は、Visa LINE Payクレジットカードを事前にLINE Payアカウントに登録しておく必要があります。
ちなみに、コード決済で登録してあるVisa LINE Payクレジットカードから引き落とす場合は「チャージ&ペイ」という名称です。2020/5/1から新機能として登場しました。
LINE Payのプリペイドカード決済
2つ目は、LINE Payのプリペイドカードを利用したものです。
LINE Payのプリペイドカードは、チャージした分だけ使えるいわゆる「プリペイドカード」。LINE Payにチャージした残高から消費されます。SuicaやICOCAと同じです。
LINE Payのプリペイドカードは2種類あります。
1.Visa LINE Payプリペイドカード
LINEアプリで発行ができるバーチャルプリペイドカードです。全国のiD加盟店と、オンライン上のVisa加盟店でのお買い物に利用することが可能です。
2. LINE Pay カード(※2020年12月新規発行終了)
街でのお買い物やオンラインストアの支払いに使えるお得なチャージ式プリペイドカード(クレジットカードではありません)です。世界約3,000万店、日本国内約900万店のJCB加盟店で使えます。
詳細は次項で解説します!
Visa LINE Payクレジットカード決済
3つ目は、Visa LINE Payクレジットカードです。
2020/5/1から新しく始まりました。
名の通りクレジットカードなので、プリペイド(先払い)カードであるLINE Pay カードと違い、後払いになります。
取得するためには、他のクレジットカードと同様に審査が必要です。
2020/5/1から新機能として登場した「チャージ&ペイ」も、Visa LINE Payクレジットカードがないと利用できません。
LINE Payのプリペイドカードの種類とチャージ方法
前述した通り、LINE PayのプリペイドカードはSuicaやICOCAと同じように使えるプリペイドカードです。
LINE Payのプリペイドカードで支払うとLINE Pay残高から金額が引かれるため、使用する際は基本的にLINE Payにチャージがされていなければなりません。
また、LINE Payはコード決済のため、対応しているお店でしか使うことができませんが、Visa LINE Payプリペイドカードは全国のiD加盟店とオンライン上のVisa加盟店で、LINE Pay カードはJCBのクレジットカードの番号が付いているため、国内外のJCB加盟店で使用できます。
つまり、プリペイドカードなのに、クレジットカードのように使えるということ。
LINEアプリから簡単に申し込めるので、クレジットカードがない・持てない場合は発行しておくと便利です。
LINE Payのプリペイドカードのうち、Visa LINE Payプリペイドカードはバーチャルカードのみですが、LINE Pay カード(※新規発行終了)はバーチャルカードと、プラスチックカードがあります。
バーチャルカード
現物ではなく仮想のカードです。LINEアプリ上にカード番号・有効期限・セキュリティコードなどが表示されています。
現物がないため実店舗で使うことはできませんが、オンラインショップなどで使用できます。
※Visa LINE PayプリペイドカードはApple Payに設定すると、iD加盟店の実店舗でのお支払いが可能になります。
プラスチックカード(LINE Pay カードのみ ※新規発行終了)
いわゆる現物のカードです。
通常のクレジットカードと同じように、JCB加盟店の実店舗で使うことができます。
LINE Pay カードのチャージ方法
銀行口座からチャージ
銀行口座からLINE Payへ直接チャージをする方法です。
チャージする銀行を登録しておけば、いつでも簡単にチャージすることができます。
オートチャージ
オートチャージの設定をすると、設定した最低残高を下回った場合に自動的にチャージが行われます。都度残高の確認・チャージをする手間がかからなくなります。
セブン銀行ATMからチャージ
セブン銀行のATMを使ってチャージすることもできます。
また、セブン銀行のATMを利用するとLINE Pay残高を現金として出金することも可能です。
QRコード/バーコードチャージ
LINE Pay加盟店のレジで、QRコードやバーコードを読み取ってもらうことでチャージができます。
レジでLINE Payのチャージがしたい旨を伝え、チャージ分の現金を渡し、コード画面を見せるだけです。
Famiポートからチャージ
ファミリーマート内にある「Famiポート」を利用することでチャージができます。
LINE Pay カードチャージ(LINE Pay カードのみ)
全国のローソングループやアイングループのレジでは、LINE Pay カードでチャージすることが可能です。
レジでLINE Pay カードのチャージがしたい旨を伝え、チャージ分の現金とLINE Pay カードを渡すだけです。
LINE Payの便利ポイント
キャッシュレスで買い物が可能!
LINE Payにお金をチャージしておけば(またはVisa LINE PayクレジットカードをLINE Payアカウントに登録)、あとはカードやスマートフォンを出すだけでショッピングができるので、お金を持ち歩く必要がありません。
財布の中の小銭を探す手間もないため、お支払いもスマートに済ませることができます。
また、飲み会などで「割り勘」をする際も、LINEで繋がっていればLINE Payでお金のやり取りが行えるため、面倒な集金も必要なくなります。
3つの決済方法で使えるLINE Pay!
LINE Payの3つの決済方法について解説しました。
どの決済方法でも、LINEで通知してくれるので利用金額の把握が簡単にできます!
LINE Pay カードは、クレジットカードが持てなくても作ることができますので、ぜひ利用をご検討ください。
※当ページの内容は2021年3月時点の情報です。