「ドコモ回線」「ソフトバンク回線」「au回線」の違いは何?

 

更新日:2021/7/8

「ドコモ回線」「ソフトバンク回線」「au回線」の違いは何?
「ドコモ回線」「ソフトバンク回線」「au回線」の違いは何?

格安SIMへの乗り換えを検討していると、「ドコモ回線」「ソフトバンク回線」「au回線」など、回線名が必ず出てきます。

 

会社によっては、「タイプD(ドコモ回線)」「タイプS(ソフトバンク回線)」「タイプA(au回線)」と表されているところもあります。

 

回線の違いがわからず、どういう違いがあるの?結局どの回線を選べばいいの?と頭を悩ませていませんか?

 

「ドコモを契約しているので、格安SIMでもドコモ回線を選べばいいの?」

 

格安SIMとしては正解です。

 

各回線、そこまで大きな違いというのはありませんが、知っておいた方が後悔もなく満足して使うことができるので、回線を選ぶときにどこを基準にするといいかをチェックしておきましょう。

そもそもどうして回線が3種類もあるの?

そもそもどうして回線が3種類もあるの?
そもそもどうして回線が3種類もあるの?

格安SIMは大手携帯電話会社から回線を借りて通信を行っています。

 

ドコモから回線を借りて、通信をするプランを「ドコモ回線」、

ソフトバンクから回線を借りて、通信をするプランを「ソフトバンク回線」、

auから回線を借りて、通信をするプランを「au回線」、

という言い方をします。

 

それぞれの違いは、「使えるスマホ」と「通信エリア」の2つ。

これはどの格安SIMでも同じです。

 

次からの章で、詳しく説明します。

ドコモ回線を選ぶべき人は?

ドコモ回線を選ぶべき人は?
ドコモ回線を選ぶべき人は?

ドコモ回線を選ぶといいのは、

 

・SIMロック解除をしていないドコモで購入したスマホを使いたい場合

・ドコモの通信エリアでないとスマホが使えないエリアに住んでいる場合

 

上記に当てはまる人です。

 

これらに当てはまる人は、ドコモ回線を提供している格安SIM会社に絞って契約先を決めましょう。

 

 

ドコモ回線で使えるスマホ

 

 

前述した通り、ドコモで購入していてSIMロック解除をしていないスマホは、ドコモ回線しか選べません。ドコモで購入したスマホは、ドコモ回線しか使えなくなるロックがかかっているからです。

 

このロックを解除しなければ他の回線は利用できないので、そのスマホを使い続ける限りはドコモ回線オンリーになってしまいます。

 

ただ、SIMロック解除さえしてしまえば、他の回線でも利用することができます。

 

SIMロックの解除はWeb上で無料で行え、SIMロック解除をドコモ契約中に行っても、問題なくドコモを利用できます。

 

SIMロック解除は簡単にできます。

いずれ回線を変えたい、他の格安SIMにしたいと思っても変更ができなくなってしまうので、あらかじめSIMロック解除はしておくといいでしょう。

ドコモ回線の通信エリア

 

 

ドコモ回線の通信エリアは、ドコモが対応しているエリアと同じ通信範囲になります。格安SIMだから、大手携帯電話会社よりも狭くなる、ということはありません。

 

ドコモ回線の特徴としては、山や海にも強いことが挙げられます。

 

山などでは高い木々などによって電波が遮られることによって、海では電波が届かないことによって、スマホの繋がりが悪くなりがちですが、ドコモでは専用アンテナや小型基地局を設置し、山でも海でもスマホが使えるようにしています。

 

ドコモ回線ではどこまでが通信エリアか、ドコモのウェブサイトから確認しておきましょう。

ソフトバンク回線を選ぶべき人は?

ソフトバンク回線を選ぶべき人は?
ソフトバンク回線を選ぶべき人は?

ソフトバンク回線を選ぶといいのは、

 

・SIMロック解除をしていないソフトバンクで購入したスマホを使いたい場合

・ソフトバンクの通信エリアでないとスマホが使えないエリアに住んでいる場合

 

上記に当てはまる人です。

 

これらに当てはまる人は、ソフトバンク回線を用意している格安SIM会社に絞って契約先を決めましょう。

 

 

ソフトバンク回線で使えるスマホ

 

 

ソフトバンク回線もドコモ回線と同様です。

 

ソフトバンクで購入していてSIMロック解除をしていないスマホは、ソフトバンク回線しか選択できません。

ソフトバンクで購入したスマホは、ソフトバンク回線しか使えなくなるロックがかかっているからです。

 

このロックを解除しなければ他の回線は利用できないので、そのスマホを使い続ける限りはソフトバンク回線オンリーになってしまいます。

 

ただ、SIMロック解除さえしてしまえば、他の回線でも利用することができます。

 

SIMロックの解除はWeb上で無料で行え、SIMロック解除をソフトバンク契約中に行っても、問題なくソフトバンクを利用できます。

 

SIMロック解除は簡単にできます。

 

ソフトバンクから格安SIMではなく、LINEMOへののりかえを検討している方も、SIMロック解除が必要になりますので、あらかじめSIMロック解除はしておくといいでしょう。

ソフトバンク回線の通信エリア

 

 

ソフトバンク回線の通信エリアは、ソフトバンクが対応しているエリアと同じ通信範囲になります。格安SIMだから大手携帯電話会社よりも狭くなる、ということはありません。

 

ソフトバンク回線の特徴は、登山道での繋がりに注力しているところです。ソフトバンクのウェブサイトでは、山ごとにどの登山道が繋がるのかを検索することができます。

 

ソフトバンクの通信エリアは、ソフトバンクのウェブサイトから確認しておきましょう。

au回線を選ぶべき人は?

au回線を選ぶべき人は?
au回線を選ぶべき人は?

au回線を選ぶといいのは、

 

・SIMロック解除をしていないauで購入したスマホを使いたい場合

・auの通信エリアでないとスマホが使えないエリアに住んでいる場合

 

上記に当てはまる人です。

 

これらに当てはまる人は、au回線を用意している格安SIM会社に絞って契約先を決めましょう。

 

 

au回線で使えるスマホ

 

 

au回線も他の回線と同様です。

 

auで購入していてSIMロック解除をしていないスマホは、au回線しか選択できません。

auで購入したスマホは、au回線しか使えなくなるロックがかかっているからです。

 

このロックを解除しなければ他の回線は利用できないので、そのスマホを使い続ける限りはau回線オンリーになってしまいます。

 

ただ、SIMロック解除さえしてしまえば、他の回線でも利用することができます。

 

SIMロックの解除はWeb上で無料で行え、SIMロック解除をau契約中に行っても、問題なくauを利用できます。

 

SIMロック解除は簡単にできます。

いずれ回線を変えたい、他の格安SIMにしたいと思っても変更ができなくなってしまうので、あらかじめSIMロック解除はしておくといいでしょう。

au回線の通信エリア

 

 

au回線の通信エリアは、auが対応しているエリアと同じ通信範囲になります。格安SIMだから大手携帯電話会社よりも狭くなる、ということはありません。

 

au回線の特徴は、ドコモ回線・ソフトバンク回線と同様に、登山道での繋がりに注力していることに加えて、キャンプ場や世界遺産での繋がりにも注力をしています。

 

住んでいる場所のほか、旅先やよく行く場所など、auの通信エリアはauのウェブサイトから確認しておきましょう。

SIMフリースマホ、SIMロック解除済みスマホならどの回線でもOK

SIMフリースマホ、SIMロック解除済みスマホならどの回線でもOK
SIMフリースマホ、SIMロック解除済みスマホならどの回線でもOK

SIMロック解除済みのスマホ

・SIMフリーのスマホ

・格安SIMの契約と同時に購入したスマホ(※端末によって回線の縛りあり)

 

上記のいずれかなら、ドコモ回線・ソフトバンク回線・au回線、好きな回線を選ぶことができます。

 

格安SIM会社によっては、回線の種類で料金プランやオプションの内容などに相違がありますし、同じ格安SIMでも回線によって増強する(=通信速度を速くする)金額が異なったりしますので、使ってみて「やっぱり変更しようかな」と思うこともあるかもしれません。

 

申し込み時だけでなく、契約後にも好きな回線を選ぶことができるのは安心ですよね。

 

ですので、どこの大手携帯電話会社で購入したスマホでも、事前にSIMロック解除はしておくのが得策です。

 

繰り返しになりますが、SIMロック解除をしても、契約中の大手携帯電話会社を利用し続けることはできますし、デメリットは特になく、簡単にできます。

 

格安SIMに乗り換えるつもりの方は、大手携帯電話会社契約中にぜひSIMロック解除をしてみてください。

新しい端末を購入する場合は、SIMフリーのスマホを用意しましょう。iPhoneなら、Apple公式ウェブサイトでSIMフリー端末が手に入ります。

 

もしくは格安SIMの契約と同時にスマホも購入するのも手です。ただしこの場合、購入するスマホによっては対応している回線が決まっていることがあるので、購入前に確認しておきましょう。

回線ごとの違い

 

一部のオプションが異なる場合がある

 

 

格安SIM会社によっては、ドコモ回線・ソフトバンク回線・au回線で、下記の違いがあります。

 

 

音声通話

 

 

・無料留守番電話オプションの有無、留守電の保存条件

・グループ通話オプションの有無と条件

・迷惑電話ストップオプションの料金と登録件数

・国際電話オプションの申し込みの有無

・国際ローミングオプションの有無

 

 

容量追加・SIMカード・通信エリア

 

 

・データ容量の追加購入の条件

・SIMカードサイズ

・通信エリア

・通信可能周波数(3G/4G)

 

 

大手携帯電話会社の回線を借りていることもあって、それに準ずる対応エリアや、音声通話オプションなどの一部オプション内容が変わります。

料金の違い

 

 

もっとも気になるのが、料金の違いですよね。

 

格安SIM会社によっては、選ぶ回線ごとでプラン内容や料金が異なるところも多くありますので、使いたい回線の料金をしっかり確認しましょう。

まとめ

 

ドコモを契約していた人はドコモ回線を、

ソフトバンクを契約していた人はソフトバンク回線を、

auを契約していた人はau回線を

選択すれば間違いありません。

 

少々手間かもしれませんが(といっても簡単ですぐに終わります)、契約中の回線と違う回線を使いたい人は、スマホのSIMロック解除をしてから契約することをオススメします。

 

SIMロック解除をすれば、格安SIMはもちろん、大手携帯電話会社から出ている格安オンライン専用ブランドも、自分の使い方に合わせて選べます。

 

LINEをよく使うという方には、「LINEMO」がオススメです。

 

LINEMOLINEギガフリーがついていて、LINEのトークやLINE通話で使ったギガは消費されません。

 

大容量で格安なプランを探している、LINEギガフリーに魅力を感じるという方は乗り換え時にぜひLINEMOを検討してみてください。

※当ページの情報は2021年7月時点のものです。

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